一般英語とビジネス英語では何が異なるか。それはボキャブラリです。将来、どんな仕事に就くにしてもビジネス社会では使われる用語があり、その用語をみにつけることにより、早く仕事に適応できるでしょう。私の「ビジネス英語」の授業では、実際に起こったビジネス上のトラブルを題材として、学生たちをグループに分け、ディベートをしています。その目的は、相手のグループを論破することではなく、意見を闘わせるにいたるプロセスを体験することにあります。そこには戦略があり、会話能力やコミュニケーション術が自然と求められます。日本人学生は、読み書きや文法に優れた能力を持っていますが、話すことが苦手だと思い込んでいます。でも、決してそんなことはありません。ただ、少し自信がないだけなのです。1年も経てば、私自身が驚くほど学生たちは成長し、いきいきと授業を楽しんでいます。

ビジネス英語科目

ビジネス英語海外研修

経営学部では、2016年度より、短期海外留学プログラムがスタートしました。

2019年度実施概要
留学期間	2019年8月14日～9月8日（26日間）
参加人数	17名（予定）　※募集人数15名
研修内容	ポートランド州立大学(PSU)は1946 年に設立された、3 万人近い学生を擁する米国オレゴン州最大の公立大学です。ポートランド市内のdowntown 南部に、広大な都市型キャンパスを持っています。滞在期間中はホームステイとなり、基本的に滞在先から公共交通機関で通学することになります。 このプログラムは日本人大学生を対象として、PSU のInternational Special Programsが運営しています。午前中(9:00～11:30)はAmerican Language and Conversation という英語研修を受け、午後(13:00～15:00)にはUnderstanding American Business としてビジネス経営について学習します。Homework やビジネスプランを発表するgroup/individualpresentation などが課され、現地の学生アシスタントとも一緒に行動します。また、米国 Ajinomoto 社、Intel 社などへの企業訪問があり、となりのワシントン州シアトル市や近隣観光地への小旅行、川下り、スポーツ観戦等の楽しいレクリエーションも企画されています。
ポートランド市	米国の北西部では2 番目の中規模都市で、「バラの都」と形容される、自然と都市の機能性が調和した美しく過ごしやすい街です。市の人口は約59 万、市郊外エリアも含めると180万人です。札幌市との姉妹都市で、比較的治安が良く、車なしでも移動しやすく、大学キャンパスから徒歩で散策できます。観光の面でも利便性が高く、成田空港からの直行便があり、飛行時間は約10 時間です。
単位認定	夏季集中講義科目として、新しい経営学科科目「ビジネス英語海外研修（4 単位）」を履修登録して下さい。留学に関する事前ガイダンスや事後研修への参加、帰国後のレポート提出、そして当該プログラムにおける現地スタッフからの評価に基づき、成績と単位を付与します。
研修手続・手配	国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部と(株)カウンシル・トラベルが代行します。