将来の進路 法職特別課外講座
「法職特別課外講座」は、主に司法試験を始めとする各種国家試験や地方公務員試験などの受験希望者に対し、授業内容を再度学習することで、その理解を深めるために設けられた講座です。
また、授業の復習として、通常の講義で得た法律の知識の再確認したり、一層深化させることを希望する学生に対しても有益な役割も持っています。実際、この講座を受講したことにより、学内の定期試験に非常に役に立ったとの声も少なからず寄せられています。
本講座は、原則として法学部の教員が担当します。皆さんが自らの関心・学力に合わせて適切な科目を選択し、積極的にこの講座を利用されることを期待します。
募集するコース
ベーシックコース
このコースは、1年次から学ぶ憲法・民法・刑法について授業の予習・復習なども兼ねており、各種試験の受験希望者に限らず、広く向学心のある学生のために開かれるコースです。
原則的に1年次生対象のコースですが、2年次生も基本事項の復習に役立てることができます。
講座の内容 | 定員 | 受講料 | 講座概要 | |
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1.憲法(Q3・Q4) | 1年次に学ぶ「憲法入門」に対応するコースですが、「人権各論A・B」の予習にもなります。憲法の勉強の仕方、授業の予習・復習、定期試験の心得など授業に関連する事柄について幅広く学び、法学検定試験や公務員試験の過去問を実際に解いてみます。 | 100名 | 5,000円 (計10回) |
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2.民法(Q1) | 高校までの学習ではあまりなじみのなかった私法(しほう。司法ではありません)の中心である民法について学びます。とはいえ民法は1000条を超える条文を持つ代物です。巨大な民法の森に分け入る前に、民法の全体像や基本的な考え方さらに法的な思考方法について学びます。 | 100名 | 3,000円 (計6回) |
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3.刑法(Q4) | 「刑法総論」の入門的なコースとして、刑法の勉強の仕方を学び、かつ憲法や民法との思考方法の違いや、分野の特質についても考えつつ、刑法に関する理解を深める手助けになります。2年生になると学科科目として「刑法各論」の履修も始まりますから、刑法の勉強方法を確実に身につけておきましょう。 | 100名 | 3,000円 (計6回) |
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4.民法(Q3) | 2.民法(Q1)の続きです。 | 100名 | 3,000円 (計6回) |
資格取得民法基礎コース
講座の内容 | 定員 | 受講料 | 講座概要 |
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司法書士、行政書士、宅建など資格取得を目指す人たちにとって重要な科目となるのが民法です。このコースは、その民法に焦点を当てて、重点的に学ぶことを目的としています。授業を担当するのは、南山大学法学部出身の現役司法書士です。民法だけでなく、司法書士の仕事について、実務経験を踏まえたお話しなどを、あなたも聞いてみませんか。 | 50名 | 7,500円 (計15回) |
申込手順
ベーシックコース、資格取得民法基礎コースの申し込みについて
- 受付フォーム(「めざせ!スペシャリスト」(2024年度版)掲載のQRコードもしくはPORTAお知らせに掲載のURLからアクセスしてください)に所定の事項を入力。
- 指定口座に受講料を振り込む。
- PORTAお知らせで詳細の案内を確認する。(お知らせは適宜PORTAにアップします。)
- 指定の教室で受講してください。
なお、各科目とも申し込み締切日前であっても募集予定人員に達した場合には募集を打ち切ることがあります。
【お問い合わせ先】 | 法学部事務室 Phone:052-832-8011 |
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法職教材
法職では、試験用の本等を図書館の指定図書のコーナーにおいています。法職講座受講者に限らず、誰にでも貸し出していますので、大いに利用して下さい。