総合政策学専攻 教員・研究紹介
篭橋 一輝 教授(研究指導教員【博士前期】)
| 職名 | 教授(研究指導教員【博士前期】) |
|---|---|
| 専攻分野 | エコロジー経済学 |
| 研究テーマ〔長期〕 | ・関係価値を基盤とした持続可能な発展モデルの構築 ・経済評価を補完する包括的な自然の価値推計方法の開発 |
| 研究テーマ〔短期〕 | ・オーストラリアにおけるランドケアの制度分析と日本での実現可能性に関する研究 ・関係価値の理論と実証研究 ・代替不可能な自然資本(クリティカル自然資本)の理論研究 ・自然の「かけがえのなさ」をめぐる哲学的考察 ・社会的レジリエンスの分析・評価 |
| 研究情報詳細 | 私はエコロジー経済学や環境学、サステイナビリティ学をベースとしながら、自然と人間の間のあるべき関係性と、それを実現するための社会的・経済的条件について探究しています。自然は地域的な固有性(歴史、風土など)を有しており、私たちの生活を根底で支えていると同時に、私たちに数多くの恵み(生態系サービスや環境機能)を与えてくれる存在です。自然なしには私たちの生活は成り立ちませんが、自然の「かけがえのなさ」というものをどのように表象し、価値づけたら良いでしょうか。それが私の根本的な問題意識です。経済学では自然を「自然資本」(生態系サービスを提供するストック)として取り扱うことで、長期的に利用・管理することの合理性を示します。しかし、そこでは自然の「かけがえのなさ」を構成する多くの部分が捨象されるという課題があります。自然の固有性や代替不可能性、不可逆性、不可欠性を人間の経済システムの意思決定の中にどのように組み入れるか。これが私の大きなリサーチクエスチョンです。 |