マーケティングの中でも消費者行動を専門としている。消費者行動を理解することで、企業のマーケティング戦略に活かすことができる。
　中でも、消費者の情報探索と企業の広報活動についてを中心に研究している。消費者がどのような情報源から情報を得るのか。あるいは、どのような情報源を、どのような場合に利用するのかといった点を研究してきた。近年では、ネットからの情報とリアルな情報の両面から情報を取得することも多くあるため、ますます複雑な情報取得の様相を示している。一方で、マスメディアのパブリシティ、プロのインフルエンサー、一般消費差のSNSでのクチコミなど、第三者からの情報が大きく消費行動を左右するようになってきている。このような多様な情報源に対して、企業がどのように情報を流していけばよいのかという視点での研究も行っている。
　他にも、芸術の消費研究や、企業の芸術支援の研究なども行っている。