教育の特長
多様な工夫による基礎・応用能力の養成
一方通行から双方向授業へ
ロースクールの教育方法は、従来の大学法学部で主流となっていた大講義室での一方通行講義ではなく、少人数クラスを前提として、双方向的な授業を行っています。
多様な教育方法の活用
実務法曹の養成という目的から、多様な教育方法を活用します。具体的には、ロールプレイングや模擬裁判などのシミュレーション、実務の現場に赴いて学ぶインターンシップ、情報ツールを活用したオンライン教育などを行います。
高い学習効果を保証するカリキュラム
人間の尊厳の尊重につながる教育
法と人間の尊厳を多角的に検討する「人間の尊厳科目群」のほか、「展開・先端科目群」では、社会においてより弱い立場にある人々への配慮を忘れず、また、生活者、勤労者の視点を重視する《社会・人権領域》を設け、「社会保障と法」、「消費者法」、「少年法」、「労働法」などの科目を配置しています。
基礎科目を中心としつつ、実務応用能力・実務感覚を養う教育
「法律基本科目群」において基礎的な力をじっくり修得し、基礎的な実力を土台とした上で、「実務基礎科目群」はもちろん、「展開・先端科目群」においても≪企業法務領域≫も含めて実務家担当による科目を数多く配置して、法曹として備えるべき資質・能力を育成するとともに、実務的な感覚を学ぶことができるカリキュラムを組んでいます。
シラバスシステム
ITの利活用による授業展開と学習支援
南山法科大学院では、授業のためにシラバスシステムを使います。
シラバスシステムは、オンラインによるシラバス・教材呈示・掲示板システムで自主的かつ双方向・多方向の学習を可能にします。このシステムには、学外からもアクセスすることができますので、時間を有効に使うことができます。
E-ラーニング
ITを利用する学習システムの導入
自学自習のためのSelf-Learningシステムを導入しています。
学修の習熟度を確認したり、短答問題で自習をすることができます。
最新の法令・判例情報の調査もできます。
エクスターンシップ
現場で学ぶ法曹実務と法曹倫理
南山法科大学院のカリキュラムでは、「法務エクスターンシップ」の科目を設けて、法律事務所に一定期間学生を派遣し、実務に直接触れることを通じた研修の機会を用意しています。
指導教員制度・アドバイザー制度
きめ細かな個別指導体制とバックアップ
南山法科大学院では、指導教員制度を設けています。専任教員が1人当たり1学年2名程度の学生を担当し、勉学面のみならず生活上のさまざまな相談に個別に応じます。
現役法曹によるゼミの実施・相談対応
南山法科大学院では、アドバイザー制度を設けて学生の相談に応じています。アドバイザーは、若手・中堅を中心に、熱心な弁護士から構成され、勉強のことや将来のこと、何でも気軽に相談に応じています。