南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

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みどり戦略学生チャレンジに参加した G.Yさん

2025.04.21

1回みどり戦略学生チャレンジ 東海ブロック大会に参加したG.Yさんにお話をうかがいました。

どのような活動をしたか教えてください。

 食品ロス削減団体として活動しているHand in Handの団体で、農林水産省が主催する「みどり戦略学生チャレンジ」に参加しました。農林水産省が2021年に策定した「みどりの食料システム戦略」という2050年に向けて、環境にやさしく、かつ生産性の高い、持続可能な食料・農林水産業の実現を目指す指針に基づいた活動を実施するプロジェクトです。Hand in Handから国際教養学部3名を含む6人が参加し、「食糧配布による食品ロス削減の実践」を行いました。南山大学内において、食料品を配布し、受け取る前と後でどのような気持ちの変化があるかをアンケート調査しました。その結果を、ポスターにまとめました。結果として、「第1回みどり戦略学生チャレンジ東海ブロック大会」において、チャレンジ賞を頂きました。

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実際に食料品配布をしている様子

 

その活動を始めたきっかけは何ですか?

 食品ロス削減を目指して、支援団体から頂いた賞味期限間近な食料品を生活に困窮している学生をはじめとする人々に配布するHand in Handの活動が、「みどり戦略学生チャレンジ」に合っていると感じたことがきっかけでした。

その活動を通して、自分自身の変化や成長はありましたか?

 多くの人が食料品の配布前と後で、食品ロス削減への意識が変化した結果から、団体での活動が食品ロス削減の意識向上につながっていることを実感し、より食品ロス削減に向けた活動に注力したいと思いました。また、「みどり戦略学生チャレンジ」に参加し、目標に向けて企画提案からポスターの作成まで、メンバーと試行錯誤しながら挑戦した経験から、プロジェクト成功に向けて動く力が身に付いたと感じました。

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南山大学内での食料品配布時に、実際に配布した食料品の一部である水とタンブラー

 

国際教養での学びは、生かされましたか?どのような学びがどうやって生かされたのか教えてください。

 「みどりの食料システム戦略」を軸に取り組み内容を決定する際に、国際教養で学んだ持続可能な食料や農業などについて学んだ知見を活かすことができたと感じています。

今後の目標を教えてください。

 Hand in Handで「みどり戦略学生チャレンジ」に挑戦したことを踏まえ、より多くの食生活で困っている方と問題ないにも関わらず、賞味期限間近で廃棄されてしまう食品を結びつけて、食品ロス削減の活動をより活発に行っていきたいです。また、フードロスアレンジ会など、食品を活かしたイベントも開催しているため、より力を入れていきたいと考えています。

最後に、何か伝えたいこと、在学生へのメッセージなどがあればお願いします!

 南山大学内での食料品配布に参加してくださり、ありがとうございました。学生の積極的な参加が、食品ロス削減につながると思います。食生活の一部を変えてみたり、気にかけたりする少しのことで、食品ロス削減の意識も向上すると思うので、ぜひ日常生活を振り返ってみてほしいと思います!

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