南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

深めて!南山GLS 学生の活躍 学生コラム

留学先での勉強の仕方

2023.11.10

ライティングセンターTAM.A

留学に行きたいけど、授業についていけるかわからない。そんな不安感から留学を躊躇ってしまう方は多いのではないでしょうか?当コラムでは、スウェーデンに1年間留学に行って得た、周りに遅れを取らない留学先での勉強方法を紹介します。

・参考文献を読む

どの授業においても、参考文献が提示されることは多いのではないでしょうか。私は、その参考文献を授業前に読んでおくことをお勧めします。授業前に参考文献を読んでおくと、授業内で使うであろう今まで知らなかった英語の用語や授業で扱う内容が頭に入り、授業中に先生が話していることに難なくついて行けます。逆に、参考文献を読んでいないと授業中に出てきた知らない英単語を調べているうちに授業が進んでしまって内容が一切わからないという状況になってしまってもおかしくありません。したがって、参考文献を活用して予習しておくといいでしょう。

・図書館を活用する

どの大学のキャンパス内にも、学生が勉強しやすい環境の図書館があると思います。それゆえ、図書館に授業前や授業後に寄る習慣をつけておけば、勉強する時間が自然と増えます。図書館にいって勉強するだけで、参考文献を読んだり、レポートを書いたり、グループワークの準備をしたりなど、有意義に時間を過ごせます。また、私が行っていたストックホルム大学の場合は図書館にレポートの相談を受け付けてくれる窓口があり、そこを使うことで尚更有意義に勉強することができました。

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・先生に質問をする

日本で育って、大勢の前で発言することに臆病になってませんか?留学中は、そんな恥じらいを捨てて、バンバン質問しましょう。質問することで、自身の理解度が深まります。ふだんからしっかり授業に参加し、ついて行けなくなりそうな時こそ、しっかり質問したり、どう勉強したら良いか助言をもらいましょう。

・授業を録音する(先生の許可をいただいた場合のみ)

私が一番助けられた勉強法は授業を録音することです。前提としてプライバシー保護の観点から、先生から許可をいただくことは必須です。ただ、日本語でもあまり授業で取っていなかった政治学やジェンダー学は、新しい情報が多いので聞き逃してしまう内容も多々ありました。そんな中、先生に許可をいただき、授業を録音しておけば、後からノートに書いた内容を照らし合わせながらもう一度授業を聞くことができます。また、テストがある授業の場合は、テスト前により集中的に、先生がどこを強調していて、何がテストに出そうかなどを考えながら再度授業が聞けます。そのため、必ず先生に許可を取った上で、学期末の自分のために授業を録音することをお勧めします。

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以上、私が1年間で学んだ留学先での勉強方法です。自分自身の性質や地域、授業内容によって最適な勉強は異なるとは思います。そのため、確実に私の方法が読んでくれている方に合うかはわかりませんが、数あるメソッドのうちの一つとして頭に入れるないしは実践していただけると嬉しいです。

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