深めて!南山GLS 学生の活躍 学生コラム
小説「パチンコ」を読んで
2022.09.01
【投稿者 Hさん】
こんにちは、国際教養学部三年のHです!今回は、私がQ1からQ2にかけて読んだ本、「パチンコ」について紹介させていただきます。この本は、 四世代にわたる在日コリアン一家の苦闘が描かれた壮大なスケールの内容となっており、1910年の朝鮮半島幕から始まり、大阪、横浜、そしてニューヨークなどを舞台に1989年に幕を閉じています。
皆さんも在日コリアンという言葉は一度聞いたことがあると思いますが、やはり出生地や親を子供は自由に選択できません。そのため、作中では在日コリアンであるために登場人物たちは様々な不当な扱いを受けています。しかし、このような事例は私たち国際教養学部生が授業で学んでいるように、世界中にちりばめられています。小説を通して日本の一部のコミュニティに対する差別を学ぶことができたので、今度は他の国でのあまり知られていない差別問題についても知りたいです。