南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

深めて!南山GLS イベントレポート・コラム 講演会レポート

講演会実施報告 2026年6月16日(火) 「目標必達を繰り返せば、奇跡は起きる」

2026.07.20

▼講演会

主催:国際教養学科
日付:2026616()
場所:GG30教室
内容:「目標必達を繰り返せば、奇跡は起きる」
講師:宗次德二 氏(カレーハウスCoCo壱番屋創業者)
参加者:「民族学 / Ethnology」(授業担当者:MUNSIRoger Vanzila)の受講者 493

 概要:

 実業家としての成功を基盤に、NPO法人「イエロー・エンジェル」の設立やクラシック専用ホール「宗次ホール」の運営を通じて社会貢献活動を精力的に展開されている宗次德二氏をお招きし、「目標必達を繰り返せば、奇跡は起きる」という講演会を開催しました。国際教養学およびサスティナビリティの人類学の観点から、地域社会における人間形成や若者の成長について宗次氏の豊富な社会経験と多文化的視点を踏まえてお話いただきました。講演後にはQ&Aを通した活発なやり取りが行われました。また、当日、宗次氏の著書『"ココ一番"の真心を』200冊をカトリック南山教会の相澤あつ子氏より、学生へ配布いただきました。

IMG_0397.jpeg

 学生のコメント:

 宗次氏の幼少期から現在に至るまでのお話を伺い、時代に揉まれ数々の困難や苦労を経験しながらも、それらを乗り越えて道を切り開いてこられた姿に非常に感銘を受けました。単なる成功談ではなく、実際にご自身が経験してきたことを率直に語ってくださったからこそ、その言葉には重みと説得力がありました。今回の講演を通して最も強く感じたのは、経験には理屈を超えた説得力があるということです。宗次さんの話は、経営論や人生論として整理されたものではなく、一人の人間が実際に生きてきた軌跡そのものでした。私は苦労そのものを価値あるものだとは思いません。しかし、困難な現実の中で考え続け、行動し続けてきた人の言葉だからこそ、机上の理論にはない重みを持つのだと感じました。宗次さんが講演の中でおっしゃっていた「背中で語る」とは、まさにこうした生き方のことなのだと思います。言葉だけで人を導くのではなく、自らの歩みそのものが周囲へのメッセージとなっているからこそ、結果的に多くの人の心を動かすのだと感じました。(奥山凜々花さん)

 

 特に印象に残った言葉は「真面目が一番」という言葉です。私は真面目さが逆に生きづらいなと感じることがよくあります。考えすぎてしまったり、責任感を持ちすぎてしまうことが多いです。しかし、真面目に行動してきて成功した宗次さんのお話を聞いてから、真面目に行動していればいつかよかったと思えるような日が来るのかなと思えることができました。これまでは、自分の不器用さや真面目すぎる性格をどこかマイナスに捉えてしまうこともありましたが、これからはこの性格をもっと肯定的に受け入れていこうと思います。宗次さんのように、他者に対して誠実であり続けることは、決して簡単なことではありません。だからこそ、自分が信じた「真面目さ」をブレずに貫き通す強さを、これからの大学生活や将来の活動の中でも大切にしていきたいです。悩むことがあっても一歩ずつ誠実に行動を積み重ね、いつか「これで良かったんだ」と胸を張って言えるような未来を創っていきたいと思います。(H.T.さん)

 

 今回の講演を通して、私は目標を持って努力し続けることの大切さについて考えた。特に、「目標必達を繰り返せば、奇跡は起きる」という言葉が 印象に残った。この言葉から、成功は急に起こるものではなく、毎日の小さな努力の積み重ねから生まれるものだと感じた。 私は今まで、目標を立てても、途中で不安になったり、思ったように進まなかったりすることがあった。特に大学生活では、授業、日本語の勉強、アルバイトなど、やることが多く、時々自信をなくすこともある。しかし、今回の講演を聞いて、大きな目標だけを見るのではなく、まず は今日できることを一つずつ続けることが大切だと思った。 また、目標を達成するためには、ただ頑張るだけではなく、自分で決めたことを最後まで続ける気持ちが必要だと感じた。小さなことでも毎日続けるのは簡単ではない。しかし、そのような努力を続けることで、少しずつ自分の力になっていくのだと思う。(EGEA MARTIN,Josep Gerardさん)

 

 宗次徳二さんの講演会を聞いて、私はどのような環境に置かれていても挑戦し続けることの大切さと、多くの人に支えられて生きていることへの感謝の気持ちを忘れてはいけないということを学んだ。また、「助け合いは人の本能である」という言葉にも強い衝撃を受けた。私は将来、貧しい人々や困難を抱える人々を支援できるような仕事に携わりたいと考えている。しかし時には、本当に自分は人を助けたいのか、それとも別の目的を求めているのかと悩むこともある。そのような中で、人を助けることは特別なことではなく、人間が本来持っている自然な気持ちなのだという宗次さんの考え方に励まされた。人のために行動したいと思う気持ちを大切にしながら、自分にできることを少しずつ実践していきたいと思った。宗次さんの生き方から得た学びを忘れず、私自身も周囲への感謝を大切にしながら、将来は誰かの役に立てる人間になりたいと思う。(後藤 真恵さん)

 

 I was especially impressed that he always wanted to make customers happy. His purpose was not only to make money but also to bring happiness to people through his service. From his lecture, I learned that we need to have a goal and continue working toward it. He also mentioned that we should start from small things and continue doing them step by step. There is no one who starts from zero because everyone has something they can begin with. Small efforts can become something meaningful over a long period of life. I am very thankful for his speech because it gave me motivation to create my own goals and keep trying every day. I learned that success does not happen immediately, but through continuous effort, honesty, and hard work. His message, "start small and keep going," is something I want to remember in my own life.(KHIN HSU AUNGさん)

IMG_0398.jpeg

 講義の中で、私が最も心に響いた言葉は、「明日のことはわからない。行き当たりばったりの人生でも、奇跡のようなことが起こる」です。これまでの私は目先の目標ばかりを追いかけ、時には自分を追い込んで苦しめてしまうこともありました。しかし、宗次さんのお話から、試行錯誤しながら目標に向かう過程そのものを楽しむことが幸せにつながり、その幸せが成功への原動力になるのだと感じました。目の前のことに一生懸命取り組むことも大切ですが、それ以上に楽しむ気持ちや探究心を大切にすることで、人生はより豊かになるのだと思います。そして、その積み重ねが結果につながれば、さらに大きな喜びを得ることができます。私はこの考え方から、新たな視点を得ることができました。また、宗次さんの他者を大切にする姿勢や、与えられた環境の中で懸命に生きる姿勢からも多くのことを学びました。特に印象に残ったのは、これまでにつらい経験をされてきたにもかかわらず、「負の状況が自分を高めてくれる」と前向きに捉え、小さな目標を大切にしていたことです。そして、他者を思いやる謙虚な姿勢こそ、現代を生きる私たちが学ぶべき姿勢だと感じました。(髙原好々花さん)

 

 質疑応答の中で「失敗したことがない」と語っていたことも印象的だった。一見すると驚く言葉だが、私はその真意は「失敗がなかった」という意味ではなく、うまくいかなかった経験を"失敗"として終わらせず、次の行動につなげる材料として活かしてきたということだと思った。宗次さんにとって、結果が思い通りにならなかったとしても、それは成長のためのヒントであり、改善のきっかけであり、前に進むためのエネルギーだったのだろう。この姿勢は、私自身の考え方にも大きな影響を与えた。これまで私は、うまくいかなかったことを「自分の力不足」として落ち込むことが多かった。しかし宗次さんの話を聞いて、結果だけでなく「そこから何を学ぶか」「どう次につなげるか」が大切なのだと気づいた。失敗を恐れるのではなく、挑戦し続けることこそが成長につながるという考え方を、これからの自分の行動にも取り入れていきたいと思った。(山田樟菜さん)

ページトップへ