南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

深めて!南山GLS 学生の活躍 講演会レポート

講演会実施報告 2023年7月14日 Finding their niche:Unheard stories of migrant women

2023.08.02

▼講演会

主催:国際教養学科
日付:2023年7月14日(金)
場所:Q418
内容:Finding their niche:Unheard stories of migrant women
講師:Megha Wadhwa (Free University of Berlin, Research Associate)
参加者:国際教養学部生

林徳仁先生からの一言:

講演会の内容、学生からの感想等

本学科の3−4年生の学生を対象としてQ2に開講される「Special Topics: Sustainability Studies D (political Economic Studies)」(授業担当者:林徳仁)の授業にメガ・ワダ研究員(ベルリン自由大学研究員)をお招きして、彼女が制作して、今年公開された日本における高学歴移民女性の視点から日本の社会を描いたドキュメンタリー『Finding their Niche: Unheard Stories of Migrant Women (2022)』(2023 年 ジャイプール国際映画祭招待作品)の上映会および討論会を対面で行った。以下、参加者からの感想文を記す。

学生さんからの感想文:

ドキュメンタリーを通して、インドの価値観と日本の価値観の違い、また女性自身の考えと母としての考えなど彼女たちの複雑な心境を感じ、移住をすることの難しさや複雑さ、また結婚を通して望まない国に定住することの困難を目にすることができたように感じる。このドキュメンタリーを通して私がまだ経験したことのないことを学ぶことができて貴重な時間だったように思う。(3年生 平松)

報道などによって国やその国出身の人の印象が左右され,そのステレオタイプが個人としての外国人にも適用されてしまっているのではないだろうか。ステレオタイプに当てはまらない人がいるという事実に気づく瞬間があればいいが,その経験が必ずしもできるわけではない。特に日本人は,日本の中にいて,マイノリティになる経験ができず,気づかずに傷つけてしまっている言動が多いと考える。(4年生 萩原・武田・今井)

今回の講義では日本に住む外国人のリアルな心情を知ることができ、日本では人種的な孤独感を感じることと家族間でアイデンティティが異なるということを学びました。

とても興味深い講義に参加できて嬉しかったです。(3年生 中野)

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