南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

深めて!南山GLS 学生の活躍 講演会レポート

講演会実施報告 2022年7月8日(金)
「Through their narratives: Exploring the experiences of Indian professional migrants in Japan」

2022.07.25

▼講演会
 主 催:国際教養学科
 日 付202278日(金)
 方 法:オンライン開催(Zoom
 内 容:「Through their narratives: Exploring the experiences of Indian professional migrants in Japan
 講 師:Megha Wadhwa (Free University of Berlin, Research Associate)
 参 加:国際教養学部生3年生

学生さんからのレポート:

私は講演内容を通して、日本企業の移民に対する理解が不十分であり、このような状況が日本企業に上手く馴染めないという移民の悩みや日本企業において移民が持っている技能を生かすことができていないという問題に繋がっているという気づきがありました。(3年生 加藤)

講義を通して、問題は使用者の視点であることに同意します。なぜなら、雇用主は外国人労働者の能力を語学力によって判断し、過小評価やいじめを引き起こす可能性があるからです。これらがインド人労働者のスキルダウンの要因ではないでしょうか。(3年生 小嶋)

マイナス点として、「労働時間が長い」「プライベートがない」などが挙げられましが、これらは移住者だけの問題ではなく、日本人労働者の問題でもあると思います。確かに移住者は母国と日本のギャップによってネガティブになりがちですが、日本人労働者も同じような悩みを抱えているのではないでしょうか。ダイバーシティ=統合であり、その実現には、受け入れる側も受け入れられる側も、お互いを理解し尊重し合うことが大切だと思います。 (3年生 萩原)

多くの日本への移住希望者は日本文化への関心が高い。その一方で、日本での生活は厳しく、日本社会への適応に困難を感じる人も多い。今回のお話を聞き、直面している課題は移民の日本に対するイメージと現実のギャップがモチベーションを大幅に下げてしまうことだと感じた。日本で多くの移民が充実した生活を送るには、この問題を解決する必要がある。(3年生 経塚)

本日の講義のfinal comments "the Japanese companies need to think seriously about what diversity means, when hiring foreigners. You need to first learn what diversity means. Diversity also means inclusion."という言葉にとても考えさせられました。移民を受け入れることは多様性につながる、という意見が結構出がちであるが外国人=多様性という考えはあまりにも抽象的なのかなと思いました。(3年生 飯海)

講演会写真.png

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