入試Q&A 司法試験との関係
法科大学院を修了したあと、司法試験に合格できないとどうなるのでしょうか?
法科大学院を修了すると、法務博士(専門職)という学位を取得できます。ただし、それだけでは法曹資格になりません。法曹資格を得るためには司法試験に合格する必要があります。司法試験に合格できないまま5年経過した場合、司法試験の受験資格も失われることになります。この場合は、他の法科大学院を再度修了するか、2011年から実施されている予備試験を受けて合格し、あらためて司法試験の受験資格を得る必要があります。他の分野に転身するという選択肢のうちには、様々な資格試験に挑戦するとか、公務員試験の受験とかも含まれます。また、裁判所職員の採用については院卒者枠が設定されています。
最近では、民間企業の「法務」部門で採用されるケースも増えています。