在学生・卒業生の声
在学生の声
2025.03.05
大学案内2025より:Studentʼs Voice (心理人間学科4年生)
知識の吸収と実践を繰り返し、身につけた力で人生を充実させたい
元々心理学に興味をもっていたことに加え、人間関係について研究する人間学も同時に学べることに魅力を感じ、本学科を選びました。授業は、学問として初めて触れる心理学の土台の構築から始まります。講義を中心にグループワークなども交えて、基礎となる知識を身につけます。それらを実際に活用するのが「人間関係フイールドワーク」という科目で、実習を通して様々な境遇の人々と接する機会があります。多様な人々と関係性を構築する中で痛感したのは、自身の視野の狭さでした。現実の課題を多様な視点から見つめ、得た知識の活用法を考えたことは、とても貴重な経験でした。知識のインプットと現場でのアウトプットを実践することで、自らの課題と時間をかけて向き合い、解消できました。心理学の学際的な知識はもちろんのこと、人間として大事な力をみがくことができたと感じています。この4年間の経験を糧に、多くの人と交流し、助け合いながら仕事もプライベートも充実させたいです。
大学案内2024より:Studentʼs Voice (心理人間学科4年生)
1〜2年次 心理人間学科を選んだ理由と学んだ感想を教えて下さい。
本学科を志望したのは、教育や人の心理に関心があったからです。
入学後は心理学、教育学、人間関係論、社会学について幅広く履修しました。
体験学習と理論学習の両方が充実したカリキュラムで、多くの人と関わりながら学び、自己や他者を捉える視点を増やすことができました。心理測定法や心理調査法の授業では、実証的な研究法や論文の読み方・書き方などを実践的に学び、研究活動に必要な知識とスキルが培われました。
3〜4年次 ゼミや卒業論文の内容について教えてください。
教育心理学のゼミに所属し、個人の心に着目してよりよい教育の実践につなげる研究を行っています。
授業は発表や討論が中心で、論理的思考や批判的思考が鍛えられます。
卒業論文では、高校生への複数回に渡る調査や統計的な分析を行い、高校生が探究学習で設定する「テーマ」への興味の深化プロセスについて、教科学習との関連に着目して考察しました。
得られた知見を、家庭や職場など教育が関わる様々な場面で生かしていきたいです。
大学案内2023より:Studentʼs Voice (心理人間学科4年生)
1〜2年次 心理人間学科を選んだ理由と学んだ感想を教えて下さい。
社会の様々な問題を心理社会的な側面から解決する方法を考えたくて、心理学や人間関係論、社会学を学べる本学科を選びました。
学びの特徴は理論学習と体験学習を統合した独自カリキュラムです。多くの人と関わり、多様な考えや価値観に触れ、自分の視野が広がりました。
また、心理学実験演習や心理調査法の授業では研究の基礎力やデータの分析力、考察力が養われました。
3〜4年次 ゼミや卒業論文の内容について教えてください。
ゼミでは自分でテーマを選び、先生とゼミ生の意見も参考にしつつ主体的に研究を進めていきます。
私が社会心理学ゼミを選択した理由は、個人や組織の行動に注目することで差別・偏見問題を解決する糸口を見つけられると考えたからです。
実際に卒業論文では、新型コロナウイルスに罹患歴のある者への差別・偏見が社会的距離にいかに影響を及ぼすかについて検討しています。
大学案内2022より:Studentʼs Voice (心理人間学科4年生)
1〜2年次 心理人間学科を選んだ理由と学んだ感想を教えて下さい。
貧困や格差などの社会問題を、心理的な側面から解決する方法を考えたくて、心理学と社会学を学べる心理人間学科を選びました。
最も印象的な授業は、自ら機会を損失する人の心理を学んだコミュニティ心理学です。
「自分はできない」という固定観念が貧困や格差の連鎖を生む要因ではないかと気付き、私なりの問題解決の糸口を掴めました。
3〜4年次 ゼミや卒業論文の内容について教えてください。
所属する教育心理学のゼミでは自分でテーマを選び、先生の意見も参考にして研究を進めます。
私は1、2年次の学びで得た、「固定観念による機会損失」というテーマを掘り下げ、現在は「人が自信を持って行動選択するために必要な外部情報」を題材に卒業論文を執筆しています。
今後も、自分らしく生きられる社会の実現に貢献したいです。