南山大学 人文学部 心理人間学科

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「2024年度研究プロジェクト論文発表会」について:参加者の皆さんへのお願い

2025.01.28

研究プロジェクト論文発表会は「ポスター発表」形式で行います。

どのような様子なのかは,以下のような写真が掲載されている,昨年度の報告のページの写真をご覧いただければ,その雰囲気をつかんでいただけるのではないかと思います。

昨年度の写真を一見すると,少人数での「口頭発表」のように見えるかもしれませんが,「口頭発表」ではなく,「ポスター発表」形式で行います。このような発表会に初めて参加される方もおられるでしょうから,少し説明をさせていただき,ご理解とご協力をお願いいたします。

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「口頭発表」では,参加者は研究発表を聞くという役割が多くなり,発表者と参加者が直接に対話をすることは多くありません。これに対して「ポスター発表」には,写真のように発表者が参加者と直接対話をすることで議論を深めていくという特徴があります。

そのため,発表者からの研究の説明は簡潔になる傾向があります。すると参加者には「聞いてもよくわからない...」と不明に感じることも多くなるでしょう(「ポスター発表」形式では,説明不足は必然ともいえ,ネガティブな評価に直接つながるものではありません)。そのような時には,「もう少し説明してください」「このあたりがよくわからないのですが...」などと,積極的に発表者に話しかける,質問をするなどのアクションをお願いいたします。
たとえば,高校生の方や,発表者のご家族の方が聞きに来られても,簡単な説明だけではチンプンカンプン...になるかもしれません。そんな時は,「私は高校生で,このような領域のことはほとんど知らないのです。もう少しわかりやすく説明していただけませんか」と,発表者に伝えてください。こういう依頼を発表者にできるところが「ポスター発表」の特徴です。発表者はそれに応えるべく対応しますが,これがひとつの発表会を通しての学習なのです。素人だから,知識がないからといって遠慮は不要ですし,それは発表者のためにもなりません。恥ずかしがらず,どんどん質問し,自分の意見や感じたことをぶつけてください。それがきっと発表者のためになります。

「ポスター発表」では,参加者の積極的なアクションが大きな鍵になりますので,皆さまのご協力をお願いする次第です。

その他,留意点などとしては...

・プログラムなど,当方で印刷,配布をする資料はありません。すべて本学科webを通して閲覧していただきます。こちらからご確認ください。

・それぞれの研究の要旨を公開してますので,前もって読んでおき,話をしに行きたい発表を決めておく,質問を準備しておくなどしていただければ,発表者,参加者の双方にとってよい学習経験になることと思います。

・発表が混み合っているときは,発表者と話をすることも難しくなります。先に別の発表を聞いてから戻ってくるなど,柔軟に調整してください。

・会場全体,特にポスターの前は人が密集することを避けられません。インフルエンザも流行しておりますので,注意,配慮をお願いいたします。

・発表会場の中には,じゅうたん敷き教室があり,そこへは靴をぬいで入室していただきます。靴箱はありますが,スリッパなどはありませんので,ご入り用であれば各自でご持参ください。

多くの皆さまのご参加をお待ちいたしております。

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