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学科内での合同ゼミを実施しました。
合同ゼミは，ゼミや学年の垣根を越えて，研究交流の機会となることを目指して開催されています。
教育心理学ゼミの学生さんが中心となって，企画してくれました。

今回は本学科の浦上昌則先生から，ご自身の研究テーマに関する小講演をしていただきました。
先生のこれまでの研究経歴を簡単にお話していただいたほか，特に最近の関心として「境遇活用スキル」に関する具体的な調査の結果についてご紹介いただきました。
人間の，人生をつくりあげていく行動を扱うキャリア研究の面白さが，学科生の皆さんにも伝わったのではないかなと思います。

個人的には，浦上先生が研究を「真剣な遊び」と表現していたことが印象に残りました。
これから研究を始める学科生の皆さんにも，自身の関心についてどっぷり思考を捧げることのできる「研究」という行為に，ぜひ真剣に，かつ遊び心をもちながら向き合ってほしいなと思います。
浦上先生からは，学生が研究を行ううえで「無知ゆえの素朴な疑問・ひらめき・独創」を大切にしてほしいというメッセージもいただきました。

また，3年生が現時点でもっている卒論のテーマ・関心や，進捗について，少人数のグループを作ってざっくばらんに議論する時間も取られました。
普段所属しているゼミ以外の学生や教員と研究について議論する機会は，貴重なものだったのではと思います。

講師をお引き受けいただいた浦上先生，企画してくれた学生さん，そして当日参加して下さった先生方・学生の皆さん，どうもありがとうございました！