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【留学体験談】ベルリン留学体験
2024年07月05日
2023年9月から2024年2月までの半年間、ベルリン自由大学に交換留学しました。ベルリンという個性あふれる街で生活した半年間の中での友達との過ごし方について紹介しようと思います。
留学に行く前、ドイツの大学に通ったとしても、関わるのは留学生の子達ばかりで、ドイツ人の友達ができるかな...と不安に思っていました。大学での授業は、ドイツ語コースと留学生向けの学部授業に参加する予定だったので、半年の間でドイツ人の学生と関わる機会ってあるのかな?と思っていました。ドイツ語を勉強しに行くため、普段からドイツ語で会話できるドイツ人の友達も作りたい!そんな思いでドイツに留学しました。
ベルリン自由大学の日本語専攻には、「Buddy Programm」というものがあり、日本からベルリンに留学する留学生と、ベルリンで日本語を学ぶ学生をつなぐチームがありました。日本からの留学生は誰でも参加することができ、趣味や性格などに応じて、「Buddy」と呼ばれるペアが1人に1人ずつ決められます。また、月に一回交流会が大学内や学外施設で開催され、そこにはプログラムに参加している学生は誰でも参加することができるため、ドイツ人の友達はもちろん、日本人の友達も作ることができます。私は、「Buddy」になった友達に、履修登録の相談や、ドイツの生活で困ったこと、課題のわからなかったことなど何でも相談していました。1週間に一回程度、週末や放課後にカフェに行くなどして定期的に集まり、ドイツ語と日本語両方を使って話しました。私は生のドイツ語を学ぶことができ、Buddyは日本語を学ぶことができます。Buddy Programmに参加し、Buddyがいたことが、留学生活でのドイツ語の向上に大きくつながっていたと思います。決められたBuddyの他にも、このプログラムでたくさんの現地学生と繋がることができ、友達を作ることができました。授業は、他の国から来た留学生と一緒に留学生のコースに参加するため、もちろん、世界中にも友達を作ることができました。
ドイツ語に「Tandem(言語パートナー)」「Stammtisch(集まり)」という言葉があるように、他の大学にも似たような制度があると聞きました。ドイツには、このような語学力を伸ばす仕組みがあります。現地で友達と楽しく学び合えた経験が素敵な財産になりました。
2021年度入学 栗本青依