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【インターン体験談】長期インターンシップで経験したこと
2023年10月12日
2022年6月から半年間、Volkswagen Group Japan (VGJ)で長期インターンシップに参加しました。私がインターンシップを志望した理由は、大学生活において自信を持って頑張ったと言える経験をしたい、と考えたからです。
私は、品川オフィスにある営業本部販売計画課に配属されました。全国のディーラーから届く車両発注書の管理や、自動車市場の分析、日本へ輸入される新車の動向管理など様々な業務を担っている部署です。その中でも、私は車両発注書の管理、市場分析の会議資料作成を主に担当し、その他にも、毎日様々な仕事を経験しました。
業務における使用言語は、ほとんど日本語と英語でした。特に会議資料は全て英語で作成するので、慣れるまで苦労しました。しかし、何度も社員さんにチェックしていただき資料を完成させたときは、とても達成感を得られました。
車両発注業務では、Excelを多く使うので、実践的なスキルもしっかり身に付けることが出来ました。その中で、新たにオープンする店舗の在庫となる新車の発注業務を任せていただいた時は、一番やりがいを感じました。それまでは社員さんからいただいたデータを入力することがほとんどだったので、過去の記録を基に人気のモデルやスペックを考え、台数を決めることは責任も大きく大変でしたが、とても楽しかったです。また、新モデルが日本デビューするタイミングだったので、関連のイベントに開催側で参加できたことも貴重な体験でした。
仕事以外で良い経験だと思ったことは、多様な人々と出会えたことです。VGJには常に10人ほどのインターン参加者がいます。日本でドイツについて学んでいる人、ドイツから日本に留学で来ている人など、様々なバックグラウンドを持っている人がいて、出会いの全てが刺激的でした。同時期にインターンをしていた人たちとは、今も交流が続いています。社員の方々を含め、個性的な方が多かったですが、一貫して自動車が好きで自分の仕事に誇りを持っている方ばかりでした。その中でグループの一員として働けたのは本当に素敵な経験でした。仕事面ではもちろん、人との出会いや初めての一人暮らしなど、色々な面で成長できたと感じています。
自動車が好きな方はもちろん、興味がない方も飛び込んでみると視野が広がると思います。大学生活でちょっとでも特別な経験をしてみたい人は、ぜひ挑戦してみてください。
2019年度入学 榊原沙羅