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【インターン体験談】VGJ長期インターンシップ経験談
2022年01月25日
2021年9月~12月までの4か月間フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)で長期インターンシップを行いました。コロナ禍で留学が延期になりそれまでの期間を有意義に過ごそうと思ったことに加え、もとから自動車業界に興味があったことがきっかけです。
私は、「グループアフターセールス サービス・部品販売課」のバックオフィスの業務を担当しました。サービス・部品販売課とは、アフターセールスのエリアマネージャーが多く配属されている部署です。エリアマネージャーの業務内容は、全国展開する正規販売店へのアフターサービスについてフォローを行うとともに、VW純正部品売上(タイヤ、オイル、バッテリーなど)の向上に向けた取り組みを行っています。私はその中でもバックオフィスとして、エリアマネージャーの資料作成の手伝いや、ドイツ人部長に向けたスライドの英訳作成を担当しました。
一番やりがいを感じた仕事は、車検のKPI(目標値)の作成サポートです。今年の実績をもとに来年の車検の目標台数をそれぞれの販売店ごとに作成する業務です。アフターセールス部門では、車検時に交換部品が必要となった際に、VW純正部品を再び利用してもらうことも利益に繋がるので、事前のKPI作成は重要な業務となります。膨大なデータを計算し、ミスがないように計算することは簡単ではありませんでした。しかし、最終的にKPIが決定し販売店に共有された時には、規模が大きな仕事に携われたことを嬉しく思うとともに、達成感を感じました。
VGJのインターンシップを通して、改めて英語の重要性を感じました。英語で行われる説明会を聞いて分かったことを周りの方に伝えるという通訳の仕事を頼まれましたが、自分で理解することに精いっぱいで満足のいく伝達はできませんでした。大学に入学してからは、専門言語であるドイツ語の学びに集中していましたが、今後はドイツ語の学びで得た知識や経験を、英語能力の向上にも活かしていきたいと思います。
サービス・部品販売課では、他の課とも情報共有をし、販売店と常時コンタクトを取っているので知識が豊富なベテラン・マネージャーが多く所属されていました。販売店で問題が起こった際にはスピード感を持って仕事をする一方で、時には冗談を言い合うメリハリのある雰囲気もありました。気さくな方が多く、様々な社会人経験をお聞きすることができました。そのため私自身、社会人になることがとても楽しみになりました。普段の大学生活やアルバイトでは考えられないような業務を体験させて頂き感謝しています。実践的な業務に携われるチャンスだと思うので、少しでも興味があればVGJのインターンシップに応募してみてください。
2019年度入学 鵜飼 香華