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【インターン体験談】自信と成長をもたらしてくれたドイツ企業での長期インターン
2021年11月18日
2021年5月からフォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)で半年間のインターンを経験しました。コロナウイルスの影響で留学へ行けなくなってしまったため、代わりに何か新しいことに挑戦したい!という思いでこの長期インターンに志望しました。
配属されたのは、「プロダクト品質課」という車の品質向上を管轄する部署でした。この部署はドイツ本社、世界各地の工場、日本全国の販売店などを繋ぐ重要なポジションで、特に私はドイツ本社と各地の工場とに関わる仕事にたずさわりました。担当した業務内容は、レポート作成・データ分析・現場での視察などです。専門的な内容を理解して、英語でレポートにすることは簡単ではありませんでしたが、周りの方のサポートのおかげでやり遂げることができました。自分が作成したレポートをきっかけとして、品質が改善されていく車を見て、やりがいを感じることができました。
ドイツ人上司のいる会議に初めて出席したときは、その話す内容の的確さと速さにかなり圧倒されました。テンポよく「Next! Next!」 と話題が展開されていき、少しでも話がそれたときは「That's not the point!」 と直ぐに軌道修正をするような方でした。そのため、会議がいつもの半分の時間で終わったこともありました。私は学科のドイツ経済の授業やゼミで、ドイツ人は日本人と比べて残業が少なく、生産性が高いと言われているのを勉強していたので、まさにそれを実感した瞬間でした。
配属された部署では、毎日課題に向き合い奮闘しつつも、楽しそうに働く方々が多かったです。私はそうした同僚に囲まれ、通常のアルバイトでは経験出来ないような仕事を任される中で、フォルクスワーゲンのことが大好きになりました。そして、いつかはドイツや車と関われるような所で働きたいと強く思うようになりました。希望する長期留学に行けなかったことはすごく悔しく、気持ちが沈みがちになってしまう時もありましたが、インターンを通して確実に成長することができ、自信を持つことができました。この半年間の経験は本当に価値あるものとなり、心から挑戦してみて良かったと思っています。
将来外資系で働きたい方や、車が好きな方は是非VGJでのインターンに是非応募してみてください。
2018年度入学 西尾 朝香