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【留学体験談】ドイツ留学の思い出(レーゲンスブルク/ 2018年2月~2019年2月)
2019年07月31日
私は、3年生の時期に休学し、ドイツのレーゲンスブルクにVisiting Studentという枠で1年間留学をしました。
はじめの1ヶ月はミュンヘンで語学学校に通っていました。大学が始まる1ヶ月前にドイツへ渡り、ミュンヘンで過ごしました。そこではホームステイをしました。とても優しい夫婦の家にお世話になり、着いたばかりでとても流暢とは言えないドイツ語でしたが夕飯の時はいつも話しかけてくれました。また、夕飯後はワイン片手にみんなで映画鑑賞をし、楽しく有意義な時間を過ごせました。ホームステイ先に到着するまでは緊張していましたが、1ヶ月後にはもう終わってしまったのかと思うほどホームステイを選んで良かったと思いました。
次に、レーゲンスブルクを選んだ理由を話したいと思います。留学先の決定は人により条件があると思うのですが、私の場合は、単純に街並みが可愛く、わたしの幻想通りの、まさにヨーロッパ的な街並みだったからです。1年間留学するならば、好きな街に住みたい!と思い、都市の写真を見ながら決めました。安易な理由だなと今も思いますが、直感で選んで正解だったと思っています。実際に行ってみて、住んでみて、旧市街は毎日行きたいほど気に入り、街の人は温かく、大好きな街になりました。
大学では、留学生向けのドイツ語の授業を受けました。私の留学した枠では学部の授業が受けることができず、残念でした。ですが、ドイツ語の授業も他の国から来た留学生や、ドイツ式の授業を受けることができ、成長できたと思います。他の国の人の意見をきくことができ、視野がぐんっと広がりました。意見だけでなく、ノートの取り方や、授業の参加の仕方、休憩の取り方など国ごと、人ごとに違うのでそこにいるだけで異文化を知ることができ、毎日が刺激的でした。天気がいいと外でわいわいしてビールを飲んだり、サッカーの世界大会の時期はどこでもライブビューイングをしていたり、大学祭がパーティーのようだったり、過ごしてみないとわからないユニークなところも発見できました。
また、日本語を学んでいるドイツ人と関わる機会もありました。レーゲンスブルクでは、毎週木曜日にスタムティッシュが開催されており、何度か参加しました。そこでは、ドイツ人と日本人がお酒やジュースを飲みながらドイツ語、または日本語でたわいもない話をして過ごしました。私自身、知らない人と話すことが苦手だったのですが、いろいろな人と話すと新しい発見があったり、話してみたら凄い経歴があったりと、話すことが好きになりました。
中学生の頃から漠然と留学したい!留学で自分が変われる気がする!と思っており、私にとって念願が叶いました。実際、留学で少しは変われたのではと自分では思っています。私が留学により得たことの中で一番大きいことは、新しい人や文化、習慣に触れたことで、物事をいろいろな角度からみて自分の中で考えることができるようになりました。1年間の留学は長いようで短く、大変だったこと、後悔していること、楽しかったこと、嬉しかったこと、すべてが私の人生の中で忘れられない大切な時間です。
2016年度入学 對馬心