学科紹介 教員紹介
太田 達也(おおた たつや)【教授:ドイツ語教育、外国語教育学、応用言語学】
研究・業績 |
南山大学研究者詳細をご参照ください。 |
最近気になっていること
平和をおびやかす動きに同調する人がなぜこれほどまでに多いのか、ということが最近とても気になっています。喧嘩・排斥・戦争を好む人はほとんどいないと思いますが、それにつながる言動を支持する人が少なくないことに驚きを禁じ得ません。それだけに、弱者に目を向け平和的な社会の構築に貢献することのできる人材を育成することは、教育者の使命だと感じています。私はふだんドイツ語を教え、ゼミでは外国語教育学・応用言語学をテーマとしていますが、こうした学問もまた上のような問題の解決と繋がっていることを知ってもらいたいと思い、日々学生たちと向き合っています。
研究をはじめたきっかけ
もともとゲーテ時代を中心とした近代ドイツ文学研究に従事していましたが、並行して学んだドイツ語教育学の方がおもしろくなってしまい、キャリアの途中から外国語教育学・応用言語学に方向転換しました。外国語教育の分野ではまだまだ未解明のことがありますし、自分でも確かめたいことや探究してみたいテーマがたくさんあるので、研究していてワクワクします。
趣味
弓道、アマチュア無線、楽器演奏、の3つが、入れ替わりながらも人生の中で繰り返し「ブーム」になる趣味です。弓道は中学の時に始め、ドイツにも竹弓を持って行って練習しました。アマチュア無線は、小さな設備ながらモールス通信で世界中の人と交信できるのが楽しくて、今でもごくたまにやっています。楽器はヴァイオリン、フルート、笙(雅楽の楽器)の演奏をします。ドイツでも大学や教会のオーケストラに入れてもらいました。目下の課題は、趣味の時間をきちんと確保することです。
メッセージ
「いつも喜んでいなさい。」(テサロニケの信徒への手紙 一、5: 16)
難しいことですが、自分自身にも言い聞かせています。