授業紹介 授業風景
ドイツ史
2024年06月17日
科目名 |
ドイツ史 |
担当教員 |
齋藤 敬之 |
授業概要 |
文明がCivilizationの訳語であるように、人間の政治的、経済的、文化的活動と「都市」とは密接に結びついており、それは過去でも現在でも当てはまります。この授業では、中世ドイツを中心としつつヨーロッパの歴史の中の都市に注目することによって、その当時の政治や文化といった社会のさまざまな側面を具体的に検討していきます。 |
シラバス |
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日時 |
2024年度:第1クォーター(4月~5月)全14回 |
授業の内容 |
古代末期からドイツを含めた「ヨーロッパ」が形成・発展していく様相をたどっていきます。単に王朝や君主の変遷をたどるのではなく、「都市は社会の縮図である」ことを前提としながら、都市に注目して政治や経済、社会、文化の時代的特徴を検討することで、いろいろな角度からドイツの歴史を考察してもらう機会としています。その際、画像資料や地図、授業担当者がドイツで撮ってきた写真などもできるだけ多く提示し、またそれらを解釈してもらう課題も出すことで、歴史事象に関する関心を持ってもらうように留意しています。 |
学生の感想・コメント |
・ドイツ史の講義を取って、今まで考えることのなかった言葉や物について考えることが多かったように思う。例えば都市や現地にある壁など、そのものはよく認識しているけど都市の機能など、現在の都市のこともあまり意識したことはなかったし過去の都市の役割なども初めてこうやって考えたと今思えた。また、この授業では身分同士の繋がりやその身分がどういう認識を持たれていたかを学べたように思う。特に人が信仰している宗教によってこんなにも人との関わりが変わってくるのもおもしろいと思った。 |