授業紹介 授業風景
ドイツ史
2025年06月12日
科目名 |
ドイツ史 |
担当教員 |
齋藤 敬之 |
授業概要 |
「ドイツ」という国はEUの中心としてヨーロッパをリードする国として知られていますが、その歴史をたどると「ドイツ」が意味する地域や空間は時代によって一定ではありませんでした。この授業では、中世までさかのぼり、政治や社会、文化といったさまざまな側面を具体的に検討しながら、時代ごとの変化や現代との違いについて考えてみたいと思います。 |
シラバス |
2025年度:こちらをご覧ください |
日時 |
2025年度:第1クォーター(4月~5月)全14回 |
授業の内容 |
中世など古い時代にさかのぼると、「ドイツ」という地域や空間は当たり前の存在ではありませんでした。今回はとくに「神聖ローマ帝国」に焦点を当て、なぜ「ローマ帝国」が「ドイツ」にあったのか、当時の国家構造や社会の特徴は何か、といったテーマを扱いながら、「ドイツ」の歴史を考察してもらう機会としています。その際、画像資料や地図、授業担当者がドイツで撮ってきた写真などもできるだけ多く提示し、またそれらを解釈してもらう課題も出すことで、歴史事象に関する関心を持ってもらうように留意しています。 |
学生の感想・コメント |
・高校の時の世界史便覧にのっていた資料などを深堀して歴史を学ぶことができる授業でした。皇帝からの文や実際の写真を見ることでより身近に中世ドイツを感じることができて興味が湧きました。特にルターの風刺画は現代の私たちが見ても伝わるので昔の人も同じように見ていたんだなあと想像することが楽しかったです。家に帰ってからまったく開いていなかった世界史の教科書を開いて確認すると納得がいく出来事もあったりして知識を深めることができて良かったです。 |