授業紹介 授業風景
ドイツ語翻訳法
2024年03月14日
科目名 |
ドイツ語翻訳法 |
担当教員 |
齋藤 敬之 |
授業概要 |
学術的な文章を読み、文章の構造や論理展開を把握するトレーニングを重ねます。そのうえで、専門用語や背景に関する知識も用いながら、適切に和訳する能力の向上を目指します。 |
シラバス |
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日時 |
2023年度:第4クォーター(11月~1月)全14回 |
授業の内容 |
ドイツの歴史や社会、文化などさまざまなテーマを取り上げ、テキストをとにかくじっくり読みます。主述関係や代名詞の把握、省略や語順の解釈など、さまざまな文法知識を駆使しながら文章の構造や筆者の意図をつかんだうえで文意を理解することを要求しています。同時に、本文での語句の使い方や文脈、さらにはドイツ語と日本語の違いにも注意して、どのような訳文なら適切かつ分かりやすいかという点も検討します。 |
学生の感想・コメント |
・文献の内容によって語尾をかえて自然に訳すということを今まで考えてこなかったので、今回口調を気を付けて訳していて新鮮だった。また、一つの語法の中にも複数の訳し方がありそれを覚えていることも大事だけど、前後の文脈によって自分で選択しなければならない場合が多々あり難しかった。 |
担当教員のコメント |
この授業では、単に辞書や機械翻訳を使って訳文を作って終わりとならず、いろいろな点に頭を使ってもらうようにしています。その分、受講生と教員が用意した訳文で違いがあった時にどちらがより適切かといった点で考えさせられ、受講生の訳文の方がよく仕上がっていると思うことも少なくありません。 |