授業紹介 授業風景
ドイツ語翻訳法
2025年01月29日
科目名 |
ドイツ語翻訳法 |
担当教員 |
齋藤 敬之 |
授業概要 |
学術的な文章を読み、文章の構造や論理展開を把握するトレーニングを重ねます。そのうえで、専門用語や背景に関する知識も用いながら、適切に和訳する能力の向上を目指します。 |
シラバス |
2024年度:こちらをご覧ください |
日時 |
2024年度:第4クォーター(11月~1月)全14回 |
授業の内容 |
ドイツの歴史や社会、文化などさまざまなテーマを取り上げ、テキストをとにかくじっくり読みます。主述関係や代名詞の把握、省略や語順の解釈など、さまざまな文法知識を駆使するとともに、文章の構造や筆者の意図をもつかんだうえで、文意を理解することを要求しています。同時に、本文での語句の使い方や文脈、さらにはドイツ語と日本語の違いにも注意して、どのような訳文なら適切かつ分かりやすいかという点も検討します。 |
学生の感想・コメント |
・この授業では様々な題の文章から大統領の演説まで広範囲のドイツ語の文章を扱いながら翻訳を勉強していくのでとても面白かったという印象を受けました。今までならっていても実際のドイツ語の文章をもちいているので、この場合はこんな意味になるんだと毎回新しい気づきを得ることが出来ました。更に機械翻訳に対する意見をクラスメイトと交換することでAIをどのように用いるべきかについても学ぶことが出来、この授業を履修して良かったと思いました。 |
担当教員のコメント |
この授業では、単に辞書や機械翻訳を使って訳文を作って終わりとせずに、本文の性質や文脈、訳語の選択の意図などいろいろな点に頭を使ってもらうようにしています。その分、受講生と教員が用意した訳文で違いがあった時にどちらがより適切かといった点で考えさせられ、受講生の訳文の方がよく仕上がっていると思うことも少なくありません。 |