Special Contents ゼミ生から見た先生
中ゼミ(中先生)
とある年の卒業写真
中ゼミ(中先生)
テーマ・目的
- 「中国文学研究」、「中国文化研究」
- 中国や台湾の文献資料を読み、内容を自分なりに整理して、他のゼミ生に伝わるような形で発表すること。
- 発表の回数を重ねることでプレゼンの仕方を身につけること。
- レジュメやレポートの作成を通じて文章表現力を伸ばすこと。
卒業論文タイトル例
- 「中国女性の旗袍着用に関する一考察」、「日本・中国・台湾における茶文化の比較」、「中国におけるアニメ文化の動向」、「合作映画から見る日中映画界の情勢」
- 「台湾の食文化から見る台湾の人々の健康意識」、「ポスト3.11文学作品から考える福島第一原発事故後の日本と台湾における「原発」の認識の違い」
- 「韓国フェミニズム文学から見る近年のフェミニズム動向」
ゼミの授業紹介
- 中国の文学作品を読み、それに対し感じたことを発表します。具体的には、予習で中国語の文学作品の日本語訳をしておき、授業内でその内容を発音しながら確認します。そして、次回の授業時にレジュメを作成してその作品に触れて考えたことを発表します。
- 私達のゼミでは、主に中国や台湾の短編小説を翻訳し、作品の内容、登場人物、時代背景や主題の意味を読み取り、自分の解釈を発表します。また、小説を読むだけでなく、映像作品を観る授業もあります。中国や台湾の人々の生活、そこで暮らす人々の気持ちや文化を知りたいと思っている方にとって、学びの多い授業内容だと思います。
- 映画や小説を通じて、中国や台湾の文化・歴史を学べます。新しい考え方が知れるのはもちろん、中国語の翻訳もおこなうので語学力も鍛えられます。また、ゼミ内では短い時間で発表を複数回おこないます。発表というと構えるかもしれませんが、回数を重ねるたびに慣れてきますし、先生もサポートしてくださるのでそこまで不安に思わなくて大丈夫かと思います。
- 中国文学や台湾文学を読み、自分の考えや感じたことなどを発表します。また、発表後には、ゼミ生との質疑応答の時間があり、自分の考えをより深めることができます。4年生のゼミでは、卒論の内容について発表するため、卒論の構成や内容をしっかりと考えることができます。
担当教員紹介
- 中先生は優しくて、分からないことがあれば丁寧に教えてくれます。相談に親身に乗っていただけるため、就職活動や卒論執筆などで困ったことがあってもすぐに相談しやすい環境で、様々なアドバイスをしていただけました。
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中先生はいつも私たちの良いところを見つけて、努力を褒めてくださります。そのため気軽にお話や相談をしやすいです。和やかな雰囲気でゼミを進めてくださる先生です。
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中先生はとても穏やかで優しい先生です。そして、一人ひとりの発言内容・発表内容を細かいところまで見てくださり、毎回手厚いフィードバックを下さいます。たとえば卒論については、内容のアドバイスだけでなく、テーマに合った中国語の文献を個別で探してくださり、1人で頭を抱えるようなことはありませんでした。
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中先生は、とても親身になってご指導してくださる先生です。ゼミの授業ではレジュメの作成や発表に対して、その都度良かった点と改善点を的確に教えてくださいます。また、卒業論文では何度も相談に乗っていただき丁寧に対応してくださいました。私達の意見も尊重し、客観的な立場で導いてくださる先生だと思います。
ゼミで学んだ感想
- 自分の意見を発表する機会が多いため、卒業論文を書く際に自分なりの視点を持つ練習になったと思いました。また、文学や映画を考察することでより中国や台湾についての理解を深めることができたと感じました。
- 中国語翻訳が普段の授業より難しいと感じることもありましたが、普段自分では読まないような文学作品や映画に触れることができたことがとても楽しかったです。また、「文学作品を読んで考えたことを発表という形でまとめる」という日々の授業準備は、卒論の際に文献を基に自分の考えを組み立てていく作業にとても役立ったと感じています。
- 比較的、個々で作業をすることが多いゼミですが、だからこそそれぞれの考え方の個性や新しい観点を多く知ることができたと思っています。例えば一人ひとりおこなう発表では、同じ映画や小説であっても違う観点でテーマ立てをしたり、同じテーマでも結論が違ったりします。だからこそ「そういう考えもあるんだ!」「この発表の仕方面白い!次の発表に取り入れてみよう」という刺激を受けて楽しく学べました。
- 中国、台湾の文学や映像作品で人々の暮らしや考えている事を知り、いろいろな視点で物事を見ることができるようになりました。また、ゼミの発表の中で、自分一人では気付かなかった捉え方や感じ方を知る事ができ、勉強になりました。さらに、ゼミでは自分の意見を人に文章や口頭で伝える機会が多いため、中先生のゼミに入った事で読解力や伝える力が身に付きました。