Special Contents 教員紹介

間瀬 朋子 准教授

氏 名

間瀬 朋子(マセ トモコ,Mase Tomoko)

職 名 准教授
経歴・業績 南山大学研究者詳細を参照
研究・授業

モノ売りを追いかけて

 (「南山の先生-知が広げる世界観-」より)

大学時代のわたし

インドネシアを勉強しようと、大学に入ったわけではありません。学部時代にインドネシアに出会い、関心をもちましたが、けっきょくドイツの移民政策にかんする卒論を書きました。当時、インドネシア語はできませんでしたし、やろうとも思いませんでした。大学院生になってから、学部時代に漠然とやりたいと感じていたことを明確にし、その方法論を学びながら挑戦するようになりました。

調査テーマ

インドネシア・ジャワ島の特定地域からモノ売りとして出稼ぎに行く人びとの仕事と暮らし、出稼ぎネットワークについてフィールドワークをしています。ジャムー(天然生薬飲料)やバッソ(ミートボールスープ)を商うかれらを出身地と出稼ぎ先の双方で追っています。そのほか農業、漁業、海外出稼ぎなど、さまざまな庶民の仕事と暮らしを観察することで、インドネシアを理解したいと思っています。

好きなもの、苦手なもの

みなさんは、インドネシアのバティック(ろうけつ染め)を知っていますか?パサール(いちば)やお店で伝統的なモチーフの名まえや意味を質問したり、色を迷ったり、「日本の夏に着られるかな」と想像したりしながら、バティックのスカートやワンピースを買うプロセスが好きです。バッソ売りの出稼ぎについて調査しているのですが、じつはバッソが苦手です。

ゼミ生から見た先生

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