Special Contents アジア学科の授業風景

中国語Ⅳ

科目名 中国語Ⅳ
担当教員 中裕史
授業概要 この授業は講義および演習形式で行われる。
Ⅲよりもさらに複雑なフレーズにより構成される日常会話の表現を用いて、「話す」ことと「聞く」こと、および「読む」ことと「書く」ことの水準を向上させる。具体的には、様々な修飾語や補語の機能、語順、および複文について、実践的な練習を取り入れながら学習する。
科目の全体像 南山大学シラバスを参照
日時 第4クオーター(11月~1月)
授業の内容
  1. 中国に留学した日本人学生と留学先大学の中国人学生との対話、およびその内容を文章化した課題文を音読する練習をする。
  2. 対話や課題文に用いられている語句や構文をとりあげてそのポイントを解説する。
  3. 解説したポイントについて実地に使いこなせるように実践練習を反復するとともに小テストによって到達度を確認する。
  4. 日本人教員とネイティブ教員のペアで以上の授業を進める。

学生の感想・コメント

  • 発音が正しいかどうか、すぐに教えてもらえるので正しい発音が知れるし、自分の中で早いうちから修正ができるようになりました。また単語も一語ずつ余すことなく確認するので語彙力がついて、中国語検定の取得にもつながりました。
  • 発音重視の授業なので、毎回真剣に取り組めば発音が上達すると思います。文法には苦戦しますが、気軽に質問できるので疑問を解消しやすい環境だと思います。
  • 音読をたくさんしたり、小テストで確認したり、自分の発音を先生にチェックしてもらったりできるので、「話す」、「聞く」、「読む」、「書く」の4技能が身につきます。
  • 時々DVDなどで中国語音声付きの映像を見せてもらえて、聴力を鍛える練習もできました。
  • 難易度は上がっていきますが、進度がゆっくりにならないので、結構たいへんでした。難しい文法事項は増えますが、単語量も文法事項も確実に知識が増えていくので面白かったです。

担当教員

中国語は、英語やインドネシア語と違ってアルファベットではなく、漢字で表記する言語です。漢字の発音は中国語と日本語ではもちろん異なります。ですから、会話や文章の意味を理解する前に、目の前の相手に意味が伝わるような正しい発音を身につけることが大切です。
この授業で受講生一人一人の発音を丁寧にチェックしているのはそのためなのです。
受講生の皆さんが、自分の言いたいことを正確に、分かりやすく伝えることができるように、中国語の運用能力を高めてくれることを期待しています。

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