Special Contents アジア学科の授業風景

入門演習Ⅰ

科目名 入門演習Ⅰ
担当教員 中裕史
授業概要 この授業は演習形式で行われる。1年次の学生に対して、アジアを知るための基礎的な訓練の場とすることを本科目の目標とする。具体的には、基礎的知識の習得のほか、資料の探し方、小論文・レポート(論述)の書き方など、大学に特有の学習方法の指導を行う。
科目の全体像 南山大学シラバスを参照
日時 第1クオーター(4月~5月)
授業の内容
  1. 中国・台湾・インドネシアの社会、文化、国際関係などに関する新聞記事、エッセイを熟読し、アジアを知るための基礎的な知識を習得する。
  2. 記事やエッセイの文章を要約して内容を把握した上で、それについて各自の意見を交換し、他の人の考えも参考にしながら、自分の考えを文章化する。
  3. 以上の過程で得られた考察をレポートとしてまとめる。

学生の感想・コメント

  • ただ毎日ニュースを見ているだけでは理解が難しいですが、入門演習では先生との対話を通してわからない用語も理解できるようになります。アジアのことを学ぶだけでなく、自分の考えを文章にまとめることで、考える力や文章を書く力がついていると思います。
  • 新聞記事や統計資料を見てアジアの情勢を知る。世界史で勉強できなかった現在の出来事を学ぶことができる。また、資料を要約する時間や自分の意見を書く時間があるので、文章作成力を鍛えることができる。
  • 私はインドネシアに興味があり、アジア学科に入学したのですが、インドネシアのほかにもアジア各国について議論をしたり、レポートを書いたりするので視野を広く持つことができるようになると思います。
  • 毎回新たな文章を読み、その都度自分の考えを言語化しなければならないので、集中力が必要だし、とても頭を使うので脳が疲れます。
  • 文章力を身につけることができたり多くの質問に対して自分の意見を言うことができたりするいい機会を得られる授業です。

担当教員

大学の期末試験では、筆記試験でもレポート試験でも、〇×式や空欄補充式ではなく、自分が理解したことや考えたことを文章化して述べることが求められます。アジア学科の入門演習Ⅰは、入学したばかりの1年生に、文章作成のトレーニングになることを目的の一つとして、毎回文章を書いてもらっています。受講生の皆さんが、自分の言いたいことを明確に、分かりやすく伝えることができるようになることを期待しています。

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