南山法友会 司法試験合格者の声
榊原 双葉さん (2024年度合格)
2025年04月02日
私は、南山大学法学部を卒業後、南山大学法科大学院の既修者コースに入学し、在学中に司法試験に合格することができました。南山大学法科大学院に入学した一番の理由は、学部生の頃に南山の先生方が優しく丁寧に質問に対応してくださり、学部卒業後も引き続き南山の先生方にご指導いただきたいと思ったからです。
南山大学法科大学院の良い点は、勉強環境が整っていることです。学生一人一人に広いキャレルが与えられる上、講義室も自由に使用でき、講義室で自主ゼミや勉強会を開くことができます。また、先生方との距離が近く、講義中・講義後を問わず、いつでも質問に答えてくださるため、疑問をすぐに解消することができました。さらに、南山法科大学院に在籍して良かった点は、事務員の方々がいつも迅速かつ丁寧に対応してくださることです。提出書類や履修手続きだけでなく、パソコンの設定方法などの相談にも応じてくださり、事務員の方々のおかげで安心して大学院生活を送ることができました。
次に、私が論文対策で意識していたことについてお話しします。私が意識していたのは、過去問の起案とインプットを並行して行うことです。なぜなら、問題演習後に基本書等を用いてインプットをすることで、問題意識を持ちながら学習を進めることができ、記憶の定着にも効果的だからです。実際、私は学部3年生の頃から司法試験の勉強を始め、学部4年生から予備試験・司法試験の過去問の起案を行い始めました。南山大学法科大学院に入学後も、過去問の起案と並行して講義や基本書でのインプットを続けました。起案を始めた当初は、インプットが不完全な状態で過去問を起案することに抵抗を感じましたが、起案後に合格者の答案を見ることで合格者の思考方法を学び、それにより効率的にインプットを進めることができました。
最後に、司法試験合格まで継続的に勉強を続けられた理由は、一緒に勉強してくれる同期がいたからです。皆様にも、同期とお互いに高め合える関係を築きながら、司法試験合格を目指して頑張っていただければと思います。