南山法友会 司法試験合格者の声
加藤 晃敏さん (2018年度合格)
2021年04月13日
私は決して優秀ではありません。むしろ要領は悪い方です。しかし、4度目の挑戦で合格できすることができました。司法試験は、最後まで諦めず愚直に合格を目指す努力ができる方であれば、必ず合格できる試験です。もちろん私とは違って1回で合格できればそれに越したことはないと思います。しかし、たとえ私の様に複数回受験し合格することになってもそれは決して人生においてマイナスではないと思います。人生80年の時代において何が重要か。自分で考え、決断し、遂行する能力がなければ生きていけません。このような時代を生き延びるためにはじっくりと勉強し自分の力を養う時間が必要だと思います。そのような能力を養うのに南山大学法科大学院はとても良い環境であると自信を持って言えます。今、私の周りの同期には、東大・京大等誰もが知っている超エリートばかりが揃っています。しかし、私は、そんな同期に劣っているとは決して思っていません。むしろ、そんな同期にも負けない力を持っていると思います。それは南山大学法科大学院で学んだ人間の尊厳を持ち、仲間と協力して一つの目標を成し遂げるという心構えを、授業を通して学び、実践してきたからです。そういった人間力が合格後の道では重視されます。勉強だけが人生ではありません。司法試験に合格した後どんな人間になりたいか、どんな人生を歩みたいか、ということを考えれば、ビッグスクールや有名大学院に進むことがベストとは必ずしも言えないと私は思います。南山大学で学ぶことはあなたの人生においておおいにプラスになるものと私は思っています。この読者の中から未来の優秀な法律家が生まれることを心から期待しております。