私は、大学卒業後、南山法科大学院標準修業コースに入学しました。学部生の頃から法学を学んではいたものの、法曹を目指したのが大学４年生になってからと比較的遅かったこともありましたので、法科大学院で３年間みっちり勉強して司法試験に臨むことを選択しました。
　南山法科大学院で学んだ３年間は、とても充実していました。何よりも、自身が伸び伸びと楽しんで勉強できたことが良かったと強く感じます。南山法科大学院には、法科大学院専用の棟があり、法科大学院図書室や院生専用の研究室といった自学自習のための設備・環境が整っています。また、多彩な教授陣による少人数教育は、法学の初心者に等しかった私に、法律解釈の難しさや楽しさを一から教えてくれました。また、双方向型授業が多く、学生が主体となって授業に参加できるので、積極的に取り組むことにより、いくらでも自身の理解を深めることができます。
　確かに、司法試験受験自体は不安や苦しみを伴いますが、法科大学院で過ごす時間は法曹となる夢を叶えるための過程でもあります。私は、その過程を南山法科大学院で過ごすことができて本当に恵まれていたと感じます。これから法曹を目指される皆さんは、ぜひ南山法科大学院で、伸び伸びと学んでいただきたいと思います。