南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

輝け!南山GLS キャリアの取り組み キャリア講演会レポート

Another Story~「キャリアデザイン」を支えた先輩たち~

2025.03.20

平岩 恵里子先生より

講師と共にその議論を引っ張ったのは、4年生のTAたち。就職活動を終えた先輩として、あるいは大学院進学を志す先輩として、議論に参加しながら講義を支えてくれました。講義後には毎回Web上に「質問箱」を設置し、寄せられた質問に丁寧に答えてくれた回答は受講生に大好評。

その4年生TAが、キャリアに関する後輩へのメッセージと、自分自身が大学で学んだことについてエッセイを寄せてくれました。ぜひお読みください。

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「キャリアデザイン講義を支えてくれた4年生TAの皆さん」 

4年生TA 渡邉望さんより

【後輩へのメッセージ】

キャリアについて考える際に大事にしてほしいのは「自分のペースや価値観」です。キャリア=仕事と考えがちですが、実際には進学など他の選択肢もあります。なので、周りに流されず自分の選択をすると良いと思います。また、自分のペースを守ることも大切です。焦って無理に進むより、少しずつでもよく考えて確実に進めていく方が納得のいく結果になると思います。私も就職活動の開始・終了は遅い方でしたが、後悔はありません。皆さんがそれぞれ自分らしい素敵な道に進めることを祈っています。

【大学で学んだこと・成長できたこと】

私はこの4年間、大学で本当に多くのことを学びました。そこで日々感じたのは「無知の知」です。大学で学ぶことは知らないことの連続で、その度に自分がいかに無知であるかを自覚し、学び続けてきました。そのため、入学した頃よりも物事の見方が豊かになったと感じています。社会人になっても学び続け、成長につなげていきたいと思います。学ぶことの楽しさ、意義を見出すことができた大学生活は私にとってかけがえのない時間でした。



4年生TA 諏訪栞さんより

【後輩へのメッセージ】

「努力は必ず報われる」です!ありきたりな言葉ではありますが、就活を終えた身として、その通りだったと実感しています。何十社と受けても面接やESで落ち続け、「本当に就職できるのだろうか」と何度も思いました。しかし、何としてでも、まずは自分のやりたい仕事から始めたい・夢を叶えたい一心で取り組みました。その結果、私は夢を叶えるためのスタートラインに立つことができています。何度でも壁にぶつかることはあると思いますが、諦めないでほしいです。あなたの努力を見てくれる企業が必ずいます!!

 【大学で学んだこと・成長できたこと】

成長できたと思うのは英語を話す自信です。今でも多少緊張することはありますが、堂々と自身の意見や思いを話せるようになったと思います。英語のみで行われる授業や、課題・授業・卒論全てを英語で行うゼミに所属していたことが大きかったです。政治や経済、環境など幅広い分野と英語を絡めて学ぶことができる国教だからこそ、知識と英語の力双方が身についたと思います。

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「就活アドバイスの様子」

4年生TA 古川遥香さんより

【後輩へのメッセージ】

キャリアデザインの授業を経て少し具体的に将来のことが想像できるようになっているでしょうか?
自分が2年生の時に見た講師の社会人の方や卒業したばかりの国教の先輩は、私にはないアイディアや経験を持っていて、本当に遠い存在に感じていました。2年生のみなさんには私たちのことも同じように映っていたかもしれませんが、2年後には後輩に同じ様に思ってもらえる存在になると思います。悩んだら周りにたくさん頼って、自分の納得できるキャリアを歩んでいけるよう、残り半分となった大学生活で色んな経験をして謳歌してください。

【大学で学んだこと・成長したこと】
南山大学、そして国際教養学部での4年間を振り返ると「多角的な視点」が求められる場面が多くありました。視野を広く持ち様々なアイディアを思い浮かべ、自分の考えを共有するだけでなく相手の意見や考えを聞き、答えがない中で最適解を導くという場面に多々直面しました。この事からお互いを尊重しながら周りと協働する力を養うことができました。大学での経験を胸にこれからの新生活も精一杯頑張りたいと思います。

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「後輩の受講生と、記念の一枚」

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