南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

留学体験記 個人留学 北米

異文化理解を深める(H.Kさん)

  • 留学した国・都市:カナダ・カルガリー
  • 留学した時期:2年生の9月から約11カ月間

個人留学を通して得られたこと・学んだこと

特にカナダは多文化主義をもつ国だったので、国籍のみならず多種多様なバックグラウンドを持った人たちとの関わりを通して、異文化理解を深めることができました。また、授業においても、様々な人とのグループディスカッションをする上で、協調性を学ぶことができました。

この国への個人留学を選んだ理由

元々、昔からカナダに行ってみたいという気持ちがあったということもありますが、カナダは英語の発音が綺麗なだけでなく、比較的治安もいい国とされていたことが留学国決定の主な理由になりました。

生活面において、準備しておいた方がいいこと

私は、ホームステイとして留学したので、ホストファミリーの方たちと連絡を取りあって必要なものを教えてもらいましたが、私自身心配性なので、自分が日常生活で使うようなものをほとんど全て持っていきました。ただ、実際行って思ったこととしては、必要なものはほとんど海外でも手に入るということです。「これ持ってこなくてもよかったな」と思うことが何度かありました。ただ、値段は結構な差があるので、持っていけるのであれば日本で安く買って持っていくのはありかと思います。また、薬に関しては、海外の薬は成分的にも日本よりも強いものがほとんどなので、気になる人は日本から持っていくことをおすすめします。

7学業面において、準備しておいた方がいいこと

よく、留学に関して、「海外に行ってしまえば言語が話せるようになる」という人もいますが、私はそれはあまり信じない方が良いのではないかと感じました。もちろん、海外に行けば、日本語が通じず、そこの国の言語を話さざるを得ないので、言葉は覚えていく可能性はあります。ただ、私が確実に言えるのは、留学に行く前にある程度、その国の言語の勉強をしておくべきだということです。その理由としては、事前学習をすることによって、勉強をせずに行くのと比較して、その国に行ってから周りの人とコミュニケーションがとれるようになるまでのスピードが圧倒的に違うと思うからです。周りの環境にもなじみやすくなると思います。また、精神面でいうと、留学に行ったばかりの頃は、不安や恐怖がかなり大きい状態だと思うので、言語が1ミリも通じないという状況が余計に精神的なストレスになりやすいと思います。そのため、外国に行ってから多少なりとも現地の人と自分の言葉でコミュニケーションをとれることは精神的にも大きなメリットになります。大前提として、言語を学びに行っているので、最初から完璧である必要は全くないと思いますが、最初の時点で少しでもその言語の知識があるだけで、その留学でより良いスタートが切れるだろうと思いました。

その他、後輩へのメッセージなど

留学が初めてだとしても、何度目かだとしても、1回の留学は必ずかけがえのない貴重な経験になります。留学はとても人生の価値になる経験です。不安、恐怖、焦りなど色々な感情があるかもしれませんが、留学に行こうか迷っている人がいれば、一歩踏み出して世界を知るきっかけを作ってみてほしいです。ぜひ頑張ってください!

一覧に戻る

ページトップへ