南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

留学体験記 個人留学 ヨーロッパ

広い視野・ひとりで生き抜く力を身につけた(A.Iさん)

  • 留学した国・都市:ポーランド・クラクフ
  • 留学した時期:3年生の9月から5か月間

この国への個人留学を選んだ理由

日本ではあまりメジャーではない、ホロコースト教育や平和学などの分野に興味があったため。

また、留学としてメジャーではない東欧の国々に興味があったため。

個人留学を通して得られたこと・学んだこと

●広い視野

➡小さいことにくよくよ悩むのではなく、自分のやりたいことに向かって、毎日少しずつでも努力していこうという決意が生まれた。また、いい意味で周りの目を気にしずに、自分の好きなことをしたり、好きな服装をしたりすることができた。なので、昔の自分と比べて、今の自分は、いい意味で周りの目を気にすることなく、やりたいことやわくわくすることに向かって、少しずつ自分の道を歩んでいくことができていると思う。また、ルームメイトとの生活を通じて、自分の意見を相手に伝えるということも以前よりも苦ではなくなった。


●ひとりで生き抜く力、問題解決力、勇気

➡ひとりで欧州を旅行した際に、時間通りに来なかったり、道に迷ったり、現地の言葉がわからなかったり、色々な壁に直面したが、そうした場面でも、現地の人に話しかける勇気や、自分で調べて解決する能力、タフネスさを身につけられたと思う。

生活面において、準備しておいた方がいいこと

●ルームメイトとの生活

➡生活を共にするルームメイトはランダムなので、お互いの価値観や衛生観念などが異なる場合も多い。なのでその都度話し合いや意見のすり合わせをすることが、お互いストレスフリーに生活するため、大切になると思う。


●寒さや暑さなど、その土地についての事前把握

➡ポーランドのクラクフは、北海道くらいの寒さだった。家からの防寒具では足りない部分などもあったので、事前に調べて持っていくか、購入するのが良いと思う


●食生活

➡日本での味が恋しくなるので、パスタソースや即席みそ汁、カップラーメンなどをもっていくのがおすすめ。特に欧州は小麦製品(パスタやパンなど)が安く手に入るので、合わせて食べられるようなソースや調味料などが特に持って行ってよかった。

学業面において、準備しておいた方がいいこと

●履修授業の事前学習

➡もしも履修授業が日本の大学で履修したことのないような内容だったり、馴染みのない内容の場合は、シラバスをよく見たり、そのトピックについてよく調べておくと、授業が始まったときについていきやすくなると思う。


●わからない部分はすぐに聞く

➡授業や課題などは、内容も専門的なうえに、英語で学ぶため、理解が及ばずに理解が遅れることがはじめのほうは多くて焦った。授業中に聞くことはハードルが高いかもしれないが、授業後にメールでもいいので教授にわからない部分を聞いたりすることがとても大切になってくると思う。


●復習をしっかりする

➡授業内だけでは理解度が足りない感じがしたので、授業後に、授業内容を見返してわからないことは調べてみたり、関連図書を調べたり読んでみたりなど、復習をしっかりすることが、遅れを取らないために、また好成績を残すために大切なことだと思う。

その他、後輩へのメッセージなど

渡航前は、友人ができるか、ひとりぼっちじゃないか、授業についていけるか、生活していけるかなど、不安がいっぱいあると思う。しかし、渡航すればなんとか生きていけるので、安心して渡航してほしい。そして、人生の中でも濃い記憶に残る貴重な経験になること間違いないので、何よりも後悔のないように楽しんでほしい。

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