南山大学 国際教養学部 Faculty of Global Liberal Studies

留学体験記 個人留学 アジア

自分がどのようなことを学びたいかはっきりさせておくことが必要(N.Mさん)

  • 留学した国・都市:台湾・高雄市
  • 留学した時期:3年生の2月から5か月間

この国への個人留学を選んだ理由

人とは違う留学がしたいと思っていたため、非英語圏に留学したいと考えていました。台湾と日本の親日関係に興味を持ったため、台湾への留学を決めました。

個人留学を通して得られたこと・学んだこと

毎日中国語を聞いたり話したり、他の留学生と英語で会話することで語学力の成長を感じることができました。それに加え、内面も成長できたと感じています。特に、台湾人の雰囲気や、文化などからは、決して完璧でなくてもいいという雰囲気が感じられ、新しい価値観を学ぶことができました。他国からの留学生の友達からは、周りを気にせずに自分は自分らしくいればいいと教えてもらいました。ただ単に外国に行くのではなく、様々な背景を持った留学生と共に生活できる環境があるのは留学ならではの利点だと思います。また、自分が留学生、外国人として生活することで、マイノリティ―としての苦労を感じることがあると思いますが、その苦労も楽しむ力もついたと思います。それに加えて、日本に帰ってから、どうしたら外国人の人たちが生活しやすくなるかも考えるようになりました。

生活面において、準備しておいた方がいいこと

国ごとにあるマナーは知っていて損はないと思います。例えば、台湾では地下鉄の改札より中では飲食禁止、バスは手を挙げて止める、水道水は飲めないなど、どの国にも日本とは異なる文化がたくさんあると思います。また、部屋について、寮に住むのか、アパートか、ホームステイかなど、できるだけ早く決めて申し込むといいと思います。人気があるところは埋まってしまうこともあるため、早いに越したことはありません。ちなみに、私の友人は、日本人は大学内の寮、ヨーロッパ人は近くの学生専用アパートに住んでいることが多かったです。私はアパートの方に住んでいたため、多言語を使い、世界中に友達ができる良い機会になりました。寮のほうが家賃は安いですが門限などの規則が厳しかったため、自分に合うほうを選びましょう。

学業面において、準備しておいた方がいいこと

自分がどのようなことを学びたいのかはっきりさせておくことが必要です。それによって留学をする国も変わってくると思います。留学直前は、それをより詳細に決める必要があります。私は事前にシラバスをもらっていたため、履修したい授業の候補を決めてから現地に行きました。現地についてからは忙しくなるので、もしシラバスがない場合は事前に問い合わせてみると良いと思います。私の留学先大学では基本的にどの学部の授業も履修することができましたが、一定の語学スコアが必要、学期の途中からの履修不可などの規定もあったため、なるべく多くの候補を挙げておくと良いと思います。規定では履修できないことになっていても、教授に直接メールして許可をもらえれば履修できる授業もあったため、諦めないことと、英語でのメールの書き方を知っておくと便利だと思います。

その他、後輩へのメッセージなど

語学面に関して、毎日授業で新しいことをインプットし、学んだことを実際に日常生活でアウトプットできる環境があることは留学ならではのメリットだと思います。また、ランゲージバディ―制度に応募したことも役に立ちました。私は、留学予定の大学から来た留学生とランゲージバディ―になることができ、現地の生活や注意点を事前に知ることができました。もちろんバディーの日本での生活をサポートすることが最優先ですが、会話の中でお互いの国について学べるいい機会になると思います。自ら動くことで新たな選択肢が生まれてきます。何事にも積極的になり、自らチャンスをつかむと、より充実した留学生活が送れると思います。

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