受験生の皆様 先輩の声
棚橋 仁美さん(2015年3月卒)
2015年04月01日
海外目線に立ち、多様な価値観を認識 -カナダのトロント大学に認定留学- |
南山大学の経営学科で、英語の授業やネイティブ教員から刺激を受けて「グローバルな視野を広げたい」と、カナダに約4ヶ月間留学しました。
ホームステイ先で驚いたのは、2週間に一度しか洗濯をしないこと。一緒にホームステイをしていたブラジル人留学生は平気な顔をしていますが、毎日洗濯をすることが当たり前な日本人の感覚としてはちょっと少ないですよね。私の気持ちを説明したところ、ホストファミリーは「これからは頻度を増やすね」と快く応じてくれました。
カルチャーギャップは外出先でも感じました。乗合バスの運転手が、自分の昼食を買ったりトイレに行ったりするため、運行中のバスを止めるのです。こちらではこれが日常の風景。働き方が日本よりも自由なのです。日本では過労死やサービス残業が問題になっていますが、カナダには、そんな言葉自体が存在しません。日本人は働き過ぎかなと思う一方、そのおかげで経済が支えられているのですから、一概に悪いとは言い切れません。
経済的な環境や国民性に合ったスピードで物事が進んでいる。留学を通して、グローバルな立場から日本と捉え、生活習慣や働き方の多様性を受容する姿勢が身についたと感じています。