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中屋ゼミ(ドイツ経済)
| 科目名 | 演習(ドイツ経済) |
|---|---|
| 担当教員 | 中屋 宏隆 |
| シラバス | 演習Ⅰ・Ⅲ 演習Ⅱ・Ⅳ |
| 日時 | 第1クオーター(4月~5月)、第3クオーター(9月~11月) |
授業概要
中屋ゼミのテーマ
ドイツ経済は、近年好調と言われている(コロナ危機以前)。伝統的な輸出力に加え、インダストリー4.0に代表されるようなイノベーションを、国家を挙げて実現しようとしているからである。そこには、工業国としての伝統に胡座をかかず、将来を見据えて経済力の維持を模索する姿が見て取れる。ゼミでは、戦後のドイツ経済の発展をベースにした今日のドイツ経済の把握を目指し、その中から成熟した先進工業国の進むべき道を考えていく。
学生の感想・コメント
ゼミ生の声
- 中屋ゼミでは、とにかくメンタルを鍛えられました。中屋先生のゼミは絶対にきついって予想していたので、自分を成長させる目的で入ったのもありました。先生の容赦のないダメ出しや常に迫りくる課題提出の期限とかがあって、当時は部活や就活との両立が本当にきつくて何度も投げ出しそうになりました。ですがこのゼミのおかげで、自分の甘さというものを見つめなおすことができ、最後まで頑張り続けることができました。この鍛えられたメンタルがあれば、社会人での仕事も簡単に乗り越えられそうです。
- 中屋ゼミには、先生の授業が面白かったので入ろうと決めました。大変だと聞いていたので事前に先輩に中屋ゼミのことを聞き回っていました。3年生の初めはゼミの教室に入るだけで緊張していましたが、先輩はみんな優しくて、議論もレベルが高くて入って本当に良かったです。卒論指導の時は、先生は指摘するだけではなくてフワフワしている部分を一緒に考えてくれました。そこが心強かったです。
- 中屋ゼミでの2年間。他のゼミの友達から話を聞くと、中屋ゼミが一番大変なんじゃないかって毎回思いました。発表のクオリティーもみんな高いから付いていくのが大変だし、質疑応答の時間にあんなに予期せぬ質問されて毎回緊張の連続でした。でもなんでもアドバイスくれる優しい先輩といつも発表の練習を一緒にやってくれる同期のみんながいたのでやってくることができました。今でも遊んでくれる先輩もいるほど縦のつながりも横のつながりも濃いのがこのゼミの良いところだなと実感しました。
- 私は締め切りぎりぎりに焦って提出するのが嫌で、就活時以外は毎回2日前には提出することを心がけていました。また、個別指導で先生から指摘された箇所は、記憶が新しいうちに直すことを徹底しました。卒論を頑張れば頑張るほど、自分の文章の拙さや思考の未熟さに、落ち込むことも多かった気がします。中屋先生の指摘は厳しく、修正してもまた指摘されるということが当たり前で本当に終わるのだろうかと不安になることもありました。ただ、そんな中でも気軽に相談に乗ってくださる先輩や、頑張ろうと声をかけてくれる同期の皆がいてくれたので最後までやり切ることができました。最終的に仕上がった卒論は2年前や1年前の自分の文章とは比べ物にならないくらい、質の高いものになったと感じています。
担当教員のコメント
中屋ゼミの主な内容・目的
三年次は、毎年12月に開催される名古屋国公私大インターゼミナールで質の高い発表することを目標にしている。
四年次は、各自が設定したドイツ経済に関連するテーマに取り組み、最終的に卒論として完成させる。
中屋ゼミでは、社会人になっても通用する発表力を身に付けるとともに、質の高い卒業論文の作成を目標としている。
中屋ゼミの二年間は、さながら「卒論工房」といった感じである。