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太田ゼミ(応用言語学・外国語教育学)
| 科目名 | 演習(応用言語学・外国語教育学) |
|---|---|
| 担当教員 | 太田 達也 |
| シラバス | 演習Ⅰ・Ⅲ 演習Ⅱ・Ⅳ |
| 日時 | 第1クオーター(4月~5月)、第3クオーター(9月~11月) |
授業概要
太田ゼミのテーマ
応用言語学は言語と文化、言語と社会、言語と人間に関連する学問で、言語習得、社会言語学、異文化コミュニケーション論、通訳・翻訳論などさまざまなテーマを包括する。一方、外国語教育学は、外国語教育に関する理論研究だけでなく、より実践的な観点から効果的な外国語学習や学習環境デザインなどについて検討する学問である。
太田ゼミではこの両者の領域を2年にわたって扱いながら、これらの分野に関する知見を深め、たしかな研究能力を身につける。
学生の感想・コメント
- 太田ゼミの特徴といえば、活気のあるディスカッションとグループ活動、そしてハードな課題です。授業ではただ説明を聞くのではなく、グループで議論をして、自分たちで考える機会が多いため、自分の意見をうまく伝えたり、相手の意見をよく聞いて合意形成を図ったりする能力が鍛えられます。ほとんど毎週グループ課題が課され、次の授業での発表が求められるため、授業外でのグループ学習に時間がかかるなど、正直きついと思うことも沢山ありました。また人前で話すのが苦手だった私にとっては、発表も慣れるまでは毎度緊張してしまい大変でした。しかし、ゼミで身につけた知識や能力は、これらの苦労を乗り越えてでも手に入れる価値のあるものだと思いますので、ちゃんと勉強したい方にはオススメのゼミです!!
- 太田ゼミでは、外国語教育学や応用言語学に関する深い学びを得られるだけでなく、人間力を高めることも出来ます。というよりも、活発的な議論や協働学習に参加するなかで、自然と養われていくような雰囲気が太田ゼミにはあると感じます。毎週課されるグループワークや期末課題に求められるレベルが高くて、正直大変だと思う時もありますが、グループワークでは他のメンバーから出てくる新たな視点や斬新なアイデアに触れられることが楽しいし、ゼミの回を重ねるごとにゼミ全体でのグループ発表のレベルが上がり、発表内容や資料にも拘りが出てくるところも面白いと感じます。また、期末課題の提出後には太田先生との個人面談があり、レポート内容に関する改善点や学術論文の書き方など手厚いフィードバックを頂けます。他のゼミ生と切磋琢磨しながら充実した2年間を過ごせます!
- ゼミ活動を含めた大学の学びの集大成といえば、おそらく4年間の中で最も時間と労力を必要とする卒業論文ではないでしょうか。太田ゼミでは、期末レポートの添削指導やゼミ生のフィードバックをもとにしたグループ課題資料の改訂版作成など、自身の考え・思いを論理的に伝える文章力や他者がみても分かりやすい資料を作成する力を伸ばせます。また授業中だけでなく授業後にも各々が感じたことを発信し共有することで、自身の考えを深め、まとめ上げることなどを通して、将来卒業論文を書き上げるために必要な力を身に付けることができます。先輩たちのこれまでの卒業論文は多種多様なテーマを扱い、質の高いものばかりであり、僕もプレッシャーを感じています。しかし、誰もが最初から卒業論文を書けたわけではないはずです。毎週の課題は簡単ではありませんが、毎週の自身の努力、仲間との協働を重ね少しずつ自分をレベルアップさせることを目指して、2年間のゼミを実のあるものにしていきましょう!
担当教員のコメント
ゼミはグループワークとディスカッションを中心としており、ほぼ毎週、比較的大きなグループ課題を宿題として課すため、授業外の協働学習時間は非常に多い。したがって時間的な負担は少なくないが、学びもそれだけ大きいと思う。太田ゼミにおいて重視しているのは、たしかな学問的研究方法および正しい論文の書き方を身につけること、協働学習能力、批判的思考力、プレゼンテーション能力など社会において必要となる力を高めること、そして他者を尊重し平和的な共生社会の構築に貢献できるような人間性である。