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ドイツの経済

科目名 ドイツの経済
担当教員 中屋 宏隆
シラバス こちらをご参照ください。
日時 Q2もしくはQ3で開講

授業概要

1990年にドイツが統一して既に30年以上が経過しました。この講義では、その期間のドイツ経済に分析を加えていきます。

ドイツは統一後、経済の低迷に苦しみ、「ヨーロッパの病人」という有り難くない評価まで受けてしまいます。しかしその後、国内の改革やユーロ導入なども実現させる中で徐々に復活し、安定を取り戻していきます。そのプロセスはいかなるものであったのでしょうか?そして今後のドイツ経済の行方は?

授業の内容

統一後のドイツ経済は、1990年から2005年の第一期と2005年から2021年の第二期に分けられます。

第一期はコール・シュレーダー期で、第二期はメルケル期となります。現在はショルツ期に移行しています。第一期は低迷期だったとすると、第二期は復活期となります。こうした時代区分を意識した学びに加え、1999年に導入されたユーロ(ドイツ語でオイロと発音)についても学んでいきます。経済学の知識がなくても、ドイツ経済のことが楽しく学べる内容になっています。

学生の感想・コメント

  • 先生が話すだけでなく、皆で意見を出し合ったり映像を見たりして、授業があっという間に感じた。
  • ドイツの経済やそれをめぐる政策などについては、今までの学習内容を復習するとともに知識・理解を前進させることができた。
  • この授業でドイツ経済の知識だけでなく、ヨーロッパ統合の流れも理解できた。
  • ドイツ経済の変遷だけでなく、EUやユーロなどに対する欧州各国が持つ印象などを知る事ができて良かった。
  • ドイツ経済について深い知識はあまり持っていなかったが、この授業を受講したおかげでドイツ経済の内実を学ぶことができた。

(以上、2022年に受講した学生の声です)

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