上級ドイツ語会話I
| 科目名 | 上級ドイツ語会話I |
|---|---|
| 担当教員 | アンドレアス・リースラント、ミヒャエラ・コッホ |
| シラバス | 上級ドイツ語会話Ⅰ |
| 日時 | 第2クォーター(6月~7月)全15回 |
授業概要
授業では近年のドイツ映画を観て、分析します。主に以下の点を探っていきます。
- 映画のテーマは何か?
- どのような内容か?
- 監督は何を伝えたいのか?
授業の内容
この授業では、ドイツ語で話す能力を訓練するためにドイツ映画を用います。映画は今のドイツで上映されているものです。受講者は全員ドイツ滞在歴があるため、映画の中の出来事を自分の体験と結びつけることができます。映画の内容に関する議論を通じて、映画は彼ら自身の物語を発展させていきます。受講者はグループでの映画分析の後、その結果をクラス全員の前で発表します。
学生の感想・コメント
普段の日常生活ではドイツ語をなす機会は中々ないので、こうして授業の中でたくさんドイツ語を話すことが出来るこの授業はとてもためになると思います。
普段ドイツ語を書いたり読んだりする授業はありますが、映画を見てそれについてドイツ語を話すという授業はなかなかないので勉強になります。今まで学んできたドイツ語の文法を活かせる良い機会だと思います。
1人で理解するのは難しいですが、クラスメイトの意見や先生のヒントを聞くことで理解が深められます。また、ドイツ語で内容を説明することは難しいことですが、先生が優しくサポートしてくださるので、恥ずかしがらずに発言することができます。
普段日本では聞くことのできない生きたドイツ語を学べるのでとても勉強になります。映画という身近なものがテーマなため楽しみながら勉強できるのが嬉しいです。
観た内容を自分なりにまとめドイツ語にすることもしていますが、こうした授業を受けていると、知っている単語で表現できることがいかに重要かを思い知らされます。
担当教員のコメント
この授業の目的は、学生たちの自律的な学習やワークへの取り組みを促すことです。学生たちはグループでのディスカッションやクラスでの共同作業を通じて、互いに助け合うことを学びます。また、発表の経験をつむことは、ドイツ語で話すことに対する自信をつけ、失敗への不安をなくすことにつながります。授業の様子や学生たちのコメントから、ドイツ映画をつかった学習が、こうした目的を達成することに役立っていることがわかります。