7月3日（月）に、外国語学部ドイツ学科主催講演会「ドイツ語を学ぶことの意義」を開催しました。講演者には、NHK「旅するためのドイツ語」でおなじみの草本晶先生（麗澤大学教授）をお招きしました。

　講演では、先生がドイツ語を始めたきっかけ、その後のドイツ語教師としてのキャリア、そして研究者としての道のりなどについて、語りかけるようなやさしいことばで話してくださいました。また、ご自身の研究の内容や、NHKの仕事を通じて得られた体験についても、親しみやすく語ってくださいました。



　草本先生が学生たちに向けて発してくださった多くのメッセージのひとつが、やりたいことをやろう、やりたいと思ったときにやろう、そしていろいろな人と出会って自身の世界を広げよう、ということでした。草本先生にとって、大好きなドイツ語の学習をずっと続けてきたことがいまの「自信」にもつながっている、というエピソードはとても印象的でした。迷っている人にはぜひ思い切ってドイツなりオーストリアなりに飛び立ってほしい、そして新しい人との出会いや新しい経験をしてほしい、という先生の思いは、たしかに学生のみなさんの心に届いたようです。



　講演後は次々と質問の手が挙がり、そのひとつひとつに対して、丁寧に答えてくださったのも印象的でした。学生にとっては大きな刺激となる、とても有意義で充実した講演会となりました。

ドイツ学科の先生方と



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