進路 卒業生の活躍の様子
【卒業生の声】卒業後の社会人経験
2021年11月18日
(1)仕事内容
私は今、国際物流に携わる会社で働いています。具体的には、お客様の大切な貨物の輸出入手配(トラックの手配・通関手続きから現地への連絡まで)を代理にて行います。その中でも、私は主に輸出通関を担当しています。お客様の仕入れ書に記載されている貨物をチェックし、税関への輸出入申告を行います。場合によっては現場へ行き、税関と検査の立ち合い(貨物が書類に記載された内容と同じか、麻薬などが隠れていないか、などの確認)を行います。
(2)ドイツ学科での学びは仕事に活きるのか?
語学はもちろん、ドイツ学科のアクティブな授業から学んだ事が、今に活かされています。例えば、①語学面では、ドイツ製の製品の貨物内容の確認を任されたこと②授業面では、会議等で「自分から意見を述べる」こと、などです。二つ目については「間違えてもいいからまずは自分の意見を言うこと」の大切さを、ドイツ語でのコミュニケーションの授業で学びました。社会に出てから、ただ指示を待っている状態でいると、置いて行かれてしまいます。自発性を身につけるトレーニングを今のうちやっておきましょう!
(3)今後のキャリア形成
最終的に、マネジメントの立場として国際物流を動かす人材になることを目標としています。 その目標を達成するために、通関士資格取得・営業の経験・海外勤務をこれから10年の間で実現していきたいです。
(4)皆様へ
就活をする上で一番重要なのは「自己分析」です(今まで自分自身がなぜその選択をしたのか、なぜこういった性格になったのか等)。ひたすら「なぜ」を繰り返し、自身の本質を見つけてください。堅苦しいことを書いてしまいましたが、大学生活は貴重な4年間です。今しかできないことに前向きに挑戦していきましょう。もしかしたらそれが就活につながるかもしれません。
皆様のご活躍を心より応援しております。
宅島 宏将(2018年度卒)