南山大学 外国語学部 フランス学科

留学 留学体験記

Kさんの留学体験記(2022~23年)@パリ

2023.03.09

留学先: フランス、パリ

留学大学: Institut national des langues et civilisations orientales(INALCO), 国立東洋言語文化大学

留学期間: 4か月半

留学形態: 交換留学

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現地の友人とエッフェル塔の下で

Q.どうして留学することに決めましたか?

主に3点あります。1点目は、海外での長期滞在を学生のうちに経験してみたかったためです。2点目は、自分が海外での生活と日本の生活にどのような違いがあるのか、自分で体験したかったためです。3点目は、フランス学科で学んできたことをさらに深めたいと思ったためです。また、INALCOを選んだ理由としては、日本についてフランス人からの視点で学びたかったためです。

Q.フランスでの生活はどうでしたか?

日本で学んできたフランスの文化について実際に自分の目で見て、体感できて、貴重な経験になりました。フランスでは、ヨーロッパ在住の若者であれば、美術館や歴史的な施設に無料で入れるので、その点もたくさんの絵画や芸術作品に触れられて良かったです。また、デモで授業が休みになるなど、日本ではなかなかない珍しい経験ができました。また、フランス国内をいくつか旅行しました。そして、パリからはヨーロッパや北アフリカの国へ直行便で行けることが多く、計7カ国(ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、イギリス、スペイン、エジプト)に旅行しました。

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秋の休暇に日本人留学生と一緒にモン・サン=ミッシェルに行きました。

Q.留学先ではどのような勉強をしましたか?

語学と学部の授業を両方受けました。語学の授業では、フランス語オーラル(週21回あたり1時間半)、フランス語エクリ(週2回、1回あたり1時間半)、フランス語の発音(週1回、1時間半)を受けました。学部の授業では、日本の伝統文化(週1回、1時間半)、Versionという日本語をフランス語に訳す授業(週1回、1時間)、日本の社会(週1回、1時間半)の授業を受けていました。特に、日本の社会の授業を受けている中で、社会的な背景が違うことを現地学生の反応から体感しました。また、年齢・国籍が様々な方が大学生として授業を受けていて日本との違いを感じました。

Q.住まいの形態はどのようなものでしたか?その住居(寮/ホームステー/間借り)はどうでしたか?

ワンルームの寮でした。キッチン・シャワー・トイレが各部屋にありました。寮から大学まで約7分ぐらいでした。コインランドリーは共用でした。トラム・メトロの駅が近く、移動しやすかったです。寮の周りにはオフィスが多く、パリの中では比較的良かったです。

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