南山大学 外国語学部 フランス学科

留学 留学体験記

Hさんの留学体験記(2021~22年)@ブリュッセル(ベルギー)

2022.06.07

留学先:ベルギー、ブリュッセル

留学大学:Université Libre de Bruxelles (ブリュッセル自由大学)

留学期間:5ヶ月間


留学形態:交換留学

bruxelles2102.jpg
ブリュッセル中心部のグラン・プラスです。世界一美しい広場とも言われています。

Q.どうして留学することに決めましたか?

学生のうちが長期の留学に1番適している時期だと思ったので、大学で学んできたことを実践し、更なる成長を目指したいと思い留学を決意しました。
また、以前バレエ留学で2年半ほどベルギーに留学していた経験があり、知人がいることや土地勘があることを理由にベルギーへの留学を決めました。

Q.ベルギーでの生活はどうでしたか?

非常に充実していました。大学の授業以外の時間は、授業の予習・復習はもちろん、タンデム(言語パートナーと交流する機会)、バレエ、就職活動、旅行をすることが多かったです。
タンデムは、ULBで日本語を学ぶ学生たちと言語交換をする活動のことです。一緒に食事に行ったり、ニューイヤーパーティーを行ったりしました。ベルギー特有のフランス語を教えてもらったりもしました。
週に1、2回はバレエのレッスンに参加したり、就職活動のオンライン面接を受けていました。
またブリュッセルはヨーロッパ中央に位置していて、交通の便も良かったため、週末はベルギー国内やフランス、ルクセンブルク、オランダに旅行にも行きました。パリにはバレエを観に行ったりもしました。以前留学した時より語学力が上がり、ベルギー文化の授業も履修していたので、ベルギーに住む人々と話すことや、ベルギーの街めぐりを文化的側面から楽しめました。
bruxelles2103.jpg
クリスマスの時期にはグラン・プラスに大きなツリーが設置されます。

Q.留学先ではどのような勉強をしましたか?

フランス語の自主学習以外に、大学では以下の授業を取っていました。
フランス語学(週1回、2時間)、フランス語オーラル(週1回、1時間)、ベルギー文化(週1回、2時間)、外国人向けフランス語(週2回、1回2時間半)の4つの授業と、タンデムという言語交換の活動に参加していました。フランス語学はフランス語の文法に関し細かいルールやイレギュラーな例などを演習問題を解きながら学ぶ授業でした。フランス語オーラルは、主にフランス語を聞く能力と話す能力をプレゼンなどを通し学びました。ベルギー文化は演習の授業で、ベルギーの複雑な歴史、成り立ちから現在の社会学的視点からベルギーを学ぶものでした。
クラスは多国籍で年齢もバラバラ、雰囲気も和やかでした。勉強熱心な学生が多く、先生方も優しく接してくださいました。授業では発言が求められることが多く、プレゼンや討論をする機会もありました。日本ではあまりそういった機会がなかったので、積極的なクラスメイトから多くの刺激を受けました。成績はテストまたはレポート100%で評価されるものが多く、特にフランス語のテストはオーラルと筆記(作文含む)で、テーマも時事的なものだったので難しかったです。
bruxelles2101.jpg
大学の校舎のひとつです。ハリーポッターのホグワーツ魔法学校に似ているので、「ホグワーツの校舎」と呼んでいる学生もいました。

Q.住まいの形態はどのようなものでしたか?その住居(寮/ホームステー/間借り)はどうでしたか?

大学の近くのアパートに一人暮らししていました。
試験前は図書館に行く機会も多かったので、歩いて行ける位置にアパートを借りることができてよかったです。スーパーやコインランドリー(部屋に洗濯機はありませんでした)、トラムの駅も近くにあり、治安も良かったです。部屋は4階でしたがエレベーターもあり、大きさもちょうどよかったです。

ページトップへ