南山大学 外国語学部 スペイン・ラテンアメリカ学科

在学生・卒業生の声 メッセージ

【卒業生の声】岡田隆正さん(2013年度卒業・TORRECID JAPAN General Manager)

2022.02.24

私は「グローバル社会で活躍したい」という想いと共に、経済的にも文化的にも重要な地域であるスペイン・中南米において話されているスペイン語、そしてポルトガル語を学ぶため本学科に入学しました。

本学科には、「人の繋がりを大切にする文化」が根付いている一方で、個人をしっかりと評価する厳格さもあったため、先輩・後輩・同級生と楽しい学生生活を送りながらも、単位修得の過程で「自ら考え行動する力」を培うことが出来たと感じています。また様々な専門性を持った教授の講義や留学生との異文化体験を通じて「広い視野」を養うことが出来ました。

現在、私は世界28か国に拠点を構えるグローバル企業「TORRECID GROUP」の日本拠点で代表を務めさせていただいています。実力主義の外資系企業で責任のあるポジションを任せてもらえているのは、スペイン語を話せるからだけではなく、それを学ぶ過程で育まれた「人の繋がりを大切にする文化」「自ら考え行動する力」「広い視野」があってこそだと考えています。

グローバル社会において、相手の国の言語や文化を理解できることは、高いレベルのコミュニケーションを取るための非常に大きな武器となり得ます。また、それはビジネスにおいてだけではなく、私生活においても人生をより豊かにしてくれる素晴らしいツールとなるでしょう。

しかし、世界中の人々とより対等な関係を築き、国際的なステージで戦うためには、言語だけではなく、+αの能力や専門性を磨いておくことも重要です。

「もし、自分がスペイン語修得に充てる時間を、例えばスペイン人の学生は別の何かの修得に充てるとすると、将来的に彼らと競争していくためには、どうするべきなのか」と将来のライバルの姿と現在の自分の姿と比べながら、言語の修得は本学科における第1のステップと考え、様々な経験(異なるテーマの講義、留学、資格、インターン等)に挑戦していくことで、在学中そして卒業後に得られるものが多くなると思います。

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現在

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学生時代(右)

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