南山大学 外国語学部 スペイン・ラテンアメリカ学科

在学生・卒業生の声 留学体験談

【交換留学】Pontificia Universidad Javeriana(ハベリアーナ大学)(コロンビア)

2022.03.16

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↑ Cartagena de Indias にて

園田 裕基さん(2019年度入学)
期間:2021年8月~2021年12月 約3ヵ月間

私は2021年8月31日から12月30日まで幸運なことにコロンビアの首都ボゴタに位置するハベリアナ大学へ交換留学生として3か月間、過ごすことができました。幸運なことにと述べたのはこの時期に交換留学生としてラテンアメリカの国へ行くことができたのは私だけだったからです。私と同じ学科のアルゼンチンやウルグアイなど、他のラテンアメリカの国々へ交換留学が決まっていた友人は知る限りで5人以上いますが、コロナの影響により彼らの留学は叶いませんでした。私自身、実際のところ春から2セメスター留学の予定でしたので、大幅に期間が短くなったことに対しては悔しさとやるせなさを感じましたが、友人のことを考えると自分は本当に運が良かったと思えました。

おそらくコロナ禍での留学はこれまでに前例のなかったことで通常の留学とは異なる手順を踏んだと思います。実際、私自身2セメスター目も一度は渡航できないという報告を大学から受けていましたが、このままその報告を受け入れるのは悔しいと思い、オンライン留学という形で日本との時差があることを承知の上で、向こうの大学の講義を受けてみようという判断に至りました。オンライン授業の手続きを始め、もうすぐ授業が始まるという時に文部科学省の認可を受け、南山大学でも自己責任かつ留学先大学が受け入れを許可する場合のみ渡航を認めるという判断が下されました。そしてラテンアメリカではコロンビア留学候補生の私だけが2021年度秋学期に渡航できるという運びになり、そこからVISAの手続きや渡航チケット、現地の宿泊先などの手続きを迅速に行いました。

到着してすぐ、高山病のような症状に陥り5日くらい寝込むなど、思い返すといろんなことがありました。しかし、無事日本に帰ってきてしばらく経って思うことはまた行きたいという気持ちでいっぱいだということです。それはやはり大変なこともあったけれど、それ以上に楽しいこと、嬉しいこと、コロンビアという国に魅了されたからだと思います。正直コロンビアに対しては犯罪や麻薬、など危険なイメージを抱いていました。実際それが本当なのか自分の目と肌で確かめたいというのも志望理由のひとつでした。留学する意義は人それぞれ違うと思います。でも私にとっては実際に現地を訪れて現実の世界を見て感じられることだと行ってみて痛感しました。運が良かっただけかもしれませんが、私は本当に楽しむことができました。もし留学を迷っているなら行くことをお勧めいたします。もちろんいろんな事情があるかもしれませんが、行って後悔する可能性は低いと推察します。私の場合、期間が短くなりましたが、留学できて本当に幸せでした。コロンビアは素晴らしい国だと私は実感しています。授業は基本オンラインで教室などで交流はできませんでしたが、実際に授業の友達や他の国の留学生と会ってご飯を一緒に食べたりしました!現在は、コロンビアでも対面授業が始まったらしく、キャンパスは活気を取り戻しつつあるようです。私はこの留学体験を自分の未来に繋げていくつもりです。この留学体験談が皆さんの役に少しでも立つことを切に願います。 最後になりましたが、 皆さんの留学が実現し、素晴らしいものになることを心から祈っています。¡Buena suerte!

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↑ シェアハウスの仲間たちと

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↑ Desierto de la Tatacoa(タタコア砂漠)にて

※ 撮影時のみマスクをはずしています。

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