南山大学 外国語学部 スペイン・ラテンアメリカ学科

在学生・卒業生の声 留学体験談

【交換留学】Universidade de Santiago de Compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学)(スペイン)

2022.03.14

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服部 嵩土さん(2019年度入学)
期間:2021年9月~2022年1月 約6ヵ月間

こんにちは!半年のスペイン留学を終えて帰国しました、服部嵩土と申します。釣りが好きな22歳です。できた人間ではないですが、皆さんの留学に向けて、私の経験がお役に立てたら幸いです。

留学を決めたのは、スペイン語の学習を進める中で、現地の方の発音や言葉のニュアンスに興味が沸いてきたからです。大学で培った自分のスペイン語をいかに使えるか試すべく、2021年の秋、留学に挑戦しました。留学先はガリシア地方のサンティアゴ・デ・コンポステーラというところで、キリスト教巡礼で有名な観光地です。様々な出身国の方々と触れ合えるので、ヨーロッパ諸国の多様な言語に触れることが出来ます。現地の生徒は親切で、留学生向けのイベントも多く、毎日楽しすぎて忙しかったです!

コロナ禍ではありましたが、大学講義は対面で受けられました。内容は言語学と文学が主で、レベルはまちまちでした。私の履修した言語学の講義は、現地学生から言わせてみれば「半分は落ちる」というハイレベル授業だったらしいです。帰国前じゃなく、もっと早く教えてほしかったですね。ですが、おかげさまで自分に厳しい勉強が出来たと思います。

自主学習ではリスニングに力を入れ、登下校の30分は簡単なスペイン語ラジオを聞くようにしていました。また、自宅では問題文を暗記するほどがむしゃらにシャドーイングをしていました。大学の課題が毎日たくさん出るので大変でしたが、意識的に時間をとるようにしていました。覚えたフレーズをすぐ使うことが出来るので、かなりためになったと思います。

思い出深いのは、現地の友人たちとのハウスパーティーです。日本の飲みゲームや手遊びは意外と好評で、みのりかリズム10人勝ち残り戦は白熱しました。みんなは、手土産がてら赤ワインを酸素ボンベみたいに背負って持ってきていて、呼吸するように飲んでいました。イタリア出身の友人とジェノベーゼパスタを作ったり、みんなで寿司を握ったりして、絵にかいたような文化交流でした。昨日のことのようによく覚えています。

留学では、積極的に行動することが何よりも大切だと思います。授業、スペイン語でのメール、イベント・旅行計画など、どれにも通ずるものです。言われ飽きたようなアドバイスだと思いますが、今ではよく言われるだけあるなと思います。日々の生活すべてが新鮮で、大学の講義も、吐くほどの飲み会も、一人歩く散歩道も、有意義で大切な時間でした。選択の多さに疲れてしまいますが、その疲れは頑張った証だと思っています。あなたの留学を応援しています!

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