南山大学 外国語学部 スペイン・ラテンアメリカ学科

特色ある取組

海外フィールドワークA

「海外フィールドワークA」は1年生から3年生を対象とした科目です。夏休み前に説明会と選考試験を行い、9月~1月の間に5回事前授業を行います。2月下旬から3月下旬、スペイン中西部のサラマンカ(Salamanca)でホームステイをしながら、サラマンカ大学国際コース(Cursos Internacionales)で多国籍の学生と3週間の授業を受けます。スペインでの日本語・日本文化の教育研究の重要な拠点の1つでもあるサラマンカ大学日西文化センターの「文化週間」にも参加し、日本の文化をスペイン語でプレゼンテーションする機会もあります。サラマンカでの滞在の前後や滞在中の週末を利用して、サラマンカ大学国際コースの講師や現地ガイドのスペイン語による解説付きでのスペイン文化研修旅行にも出かけます。帰国後1回事後授業が行われます。(写真:2018年度「海外フィールドワークA」スペイン・メリダ Mérida 訪問時)

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海外フィールドワークB

「海外フィールドワークB」(メキシコ)は、2018年度から新たに始まったプログラムで、4月~7月まで5回、帰国後1回の事前・事後授業と、8月上旬~9月上旬まで、メキシコ・グアナフアト大学での3週間のスペイン語研修からなるものです。グアナフアトでの研修中は、ホームステイをしながらメキシコの生活を現地で体験し、研修後は、メリダ(Mérida)、カンクン(Cancún)などを巡ってメキシコの古代文明に触れます。最後はラテンアメリカ有数の大都市メキシコシティに滞在して博物館を訪ねたり、テオティワカン(Teotihuacan)のピラミッドなども見学します。(写真:2019年度「海外フィールドワークB」(メキシコ)メキシコシティの国立人類学博物館 Museo Nacional de Antropología 訪問時、「太陽の石」Piedra del Sol の前で)

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課外活動

スペイン・ラテンアメリカ学科関連の課外活動団体として、「スペイン文化研究会」、「スペイン語部」があります。「スペイン文化研究会」は、留学経験者が語る留学説明会を開いたり、学生の交流を促進する活動を行ったりしています。また、「スペイン語部」では、サラマンカ大学のコミュニティラジオ Radio USAL の番組製作に協力したり、ラテンアメリカにルーツを持つ子どもたちの母語保持活動・日本語での学習支援などをおこなっています。その他、さまざまな課外活動の様子を紹介します。(写真:2019年7月 オープンキャンパスでの学科イベント「ラテンアメリカ音楽ミニライブ」の一場面)

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スペイン語劇

スペイン語劇は毎年12月にロゴスセンターで上演される学科の催しです。学科の文学担当教員が同語劇の演技指導に携わり、サラマンカ大学から派遣されてくる招聘学生と共に発音指導をおこないます。出演者と技術スタッフは全て学科の学生で構成され、学年や所属するゼミの違いを超えてスペイン語を媒介とする集団的芸術行為を展開させます。言い換えると、スペイン語劇とは、書かれたテクストをパフォーマンスに移し替えていく共同作業を通して、テクスト内に組み込まれたシンボルと意図及びスペイン語圏文化の諸相を洞察する詩的行為と言えます。ここでは具体的な活動の様子、上演に関する情報などをお伝えします。(写真:2019年12月「エル・シッドの剣」上演時の一場面)

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