教員紹介
ゼミ生から見た稲垣先生・稲垣ゼミ
ゼミ副題 | アジアの人間と言葉 |
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関連分野 | 言語学、語学、論理学 |
※ 以下、複数人の意見を集約したものなので、ところどころに矛盾があったりします。
普段はどんな先生? その人柄
こだわりが強い(プラスマイナス両面;個性的)
くどい (重複して話す;物事を面倒臭い方向に捉える;解説が複雑;論理的な思考を好む)
気さくすぎる (厳しい言葉で指摘されないとやる気が出ない人は、発表準備や卒論作成が難航するかも)
明るい (フレンドリー;気さくに話せる;学生に近い感覚;意見を述べやすい雰囲気がある)
面白い (初めからそうだった;ユーモアやお茶目なところがある;ジョークを混じえながら話す)
優しい (厳しいというよりは優しい;ゼミでは発言しづらい雰囲気がなく自由に話し合える)
頼れる (親身になって受け答えする;丁寧に対応する)
おせっかい (落ちぶれてる人も気にかける;見捨てないでいてくれる)
温厚、おおらか(責めることが少ない;あまり嫌味を言わない;高圧的に怒らない;滅多に怒らない)
ゼミではどんな先生? その特徴
難解 (学生に求めていることや意図が、難解だったり納得できないときがある)
大変 (話についていくのが大変だと感じるときがある)
学生主体 (学生達の個々の役割を決めて、学生主体で動くことを望ましく思っている)
学生尊重 (テーマや方針を否定しない;意向を反映し考慮してくれる;見解を強く主張はしない)
厳しさ (社会人になることを考慮し、提出期限に厳しい)
わかりやすさ (まとまりきっていない発表者の考えを的確に要約してくれる;文法の教え方が良い)
考えさせる (学生が考えるのを重視;学生同士の質疑応答時にたくさんの気付きがある)
アドバイス (期日までの提出に限られる;考察力や日本語力の点でいつも助けられています)
フィードバック(参考文献・構成・分かりやすい文章等のコメントがデータとして送られてくる)
発表時の指摘 (間違いをしっかり指摘;改善点として次に活かせる;何が重要だったのかを指摘)
発表時の応答 (形式的なことも内容についても質問に丁寧に答えてくれる)
授業外の対応 (資料の情報、アドバイス、提案をくれる)
どんなゼミ? そのポイント
基本1 (論理学、言語学などを先に学ぶので、すぐには自分のテーマに取りかかれない)
基本2 (形式や論文の書き方はいいから早く研究内容を決めて始めていきたい人には向いてない)
言語? (言語を話せるようになるゼミじゃない;初めはあまり楽しいと思える内容じゃない)
言語学 (インドネシア語以外でも言語学系の研究であれば専門的な指導が得られる)
分野横断 (自身の研究と関係がなくとも好奇心を持って他の発表を聞き、気づきが得られる)
役割 (ゼミ長/運営係、進行係、印刷係、レク係が割り当てられる;分担で相互に助け合う)
評価される(自分が達成した成果があれば口頭で評価される)
進捗の発表(コツコツ努力を積み重ねられる;卒論の進捗を発表して客観的な意見がもらえる)
期限と努力(決まった期限に向けて努力する人にはオススメ;効率よく物事を進めるトレーニング)
質疑 (毎回、他の人の発表に質問をしなくてはならないのが少し大変)
応答 (発表者は質問に回答する;質問対策として教科書を読み込むなど必死に準備する)
書込み文書(質疑・指摘・改善点等が書き込まれた文書をメールで受け取り、今後の参考にする)
ゼミで何をどれくらいするの? 負担量
大変 (内容も負担もアジア学科で一番大変だと感じる;負担量は多いほうだと思う)
計画性 (直前になって焦ってしまうので、しっかりと計画的に準備をすることが大切)
レジュメ (1回の発表につき平均3〜5枚のレジュメ;作成にかかる負担が比較的大きく大変)
発表の頻度(毎月あって大変;進度を自分で決める隔週の発表;個人的にはそこまで大変でない)
就職活動 (春学期中は就職活動を行いながら資料の作成などを行うため負荷はかかる)
夏季休暇 (何をするかを自主的に決められるが、逆に言うと課題は与えられない)
運営係 (諸々の連絡事項をグループラインに掲示したり、出欠席などの連絡をする)
司会係 (毎回の発表時間のタイムキーパーとなったり、ほかの学生に質問や発言を促す)
印刷係 (学生分のレジュメを印刷する;印刷代は学期末に学生全員で折半)
レク係 (飲み会、お茶会、合宿などの企画;ゼミ生の関わりを大事にしようという姿勢)
ゼミで得られることは? 予測される成果
全力 (限られた期間に自分の力を出し切り、課題をこなすことができるようになる)
思考力 (疑問を投げかけて学生に考えさせるので思考力/考察力が養える)
文章力 (論理の組み立て方から学べるので文章を書く力は上がる)
良し悪し (どこが良くてどこが足りないのかが明確に分かる)
やる気 (自分のやったことが評価されるのでやる気が持続しやすい)
改善の実感(充実した質疑応答や細かい指導が自分の卒論に反映されている実感がある)
納得の卒論(具体的な解決方法や建設的なアドバイスから納得のいく卒論が書ける)
人物像の記述1
授業の中でジョークを混じえながら話を進めてくださるので、楽しく授業に取り組むことが出来ると思います。プラスマイナス両面において言えることとしては、とてもこだわりが強い先生だと感じます。個性的で、稲垣先生らしさを感じることの出来る授業といえますが、反対に、求められていることの理解が難しかったり、話についていくのが大変であると感じたりします。
人物像の記述2
一学生から見た先生の人柄として、とても気さくで話しやすく、また学生に近い感覚で接してくれるため、授業内で何か質問や疑問点があった場合でも学生が躊躇することなく発言することが出来る。そのため、ゼミ全体としても個々の意見を述べやすい雰囲気となっているように感じる。◆ 指導については、先生自身の見解を強く主張するのではなく、学生の意向などを反映、考慮してくれる姿勢が感じられる。直接的な言葉や表現で学生を叱責することはなく、発表内容で何が重要だったのか、どこに改善が必要なのかを分かりやすく指摘してくれる。また授業時間外であっても、卒業論文のための資料のアドバイスや提案などをくれる。
ゼミの概要の記述1
ゼミの方針としては役割を、(i) ゼミの運営、(ii) 発表の司会、(iii) レジュメの印刷係、(iv) レクリエーション係の4つに分けて進行している。運営は諸々の連絡事項をグループラインに掲示したり、出欠席などの連絡をとっている。司会は毎回の授業で発表時間のタイムキーパーとなったり、ほかの学生に質問や発言を促す。印刷係は学生の分だけのレジュメを印刷し、負担した印刷代は学期末に学生全員で折半する。レクリエーション係は合宿、交流会などの企画、運営を行う。このように毎回の授業は学生が主体となって進められる。◆ 学生は順番に自らの卒業論文に関わる内容を工夫して、他の人に向けて報告という形で発表する。自分の回でどの程度進めていくのかをある程度決めることができるため、あまり大きな負担にはなっていないと感じる。◆ 発表後に質疑応答の時間が設けられているため、発表者は聞く側からの疑問点や感想への回答を行う。時に聞く側から、こうしたらどうかという提案などの意見が述べられる場合もある。その後、先生からの指摘や改善点などが提示される。また授業内での質疑応答の内容や、先生からの指摘や改善点などが書き込まれた文書をその日に先生からメールで送ってもらい、今後の参考にする。現在まで充実した質疑応答が行われ、それらを自分の卒業論文に反映させることが出来ている実感がある。
ゼミの概要の記述2
稲垣ゼミでは主に言語学をメインに学習します。3年生前期は論理的な文章を書くためのトレーニングをし、言語学についての入門書を読みます。そしてその後は各々の興味のある内容について調べ、発表します。言語学以外の事柄を取り上げることも可能です。◆ ゼミの負担量としては、1回の発表につき平均3〜5枚のレジュメを要します。1クウォーターに最低1回は発表をするので、負担量は多いほうだと思います。他の授業との兼ね合いもあり、計画的に準備を進めないと直前になって焦ってしまうので、しっかりと事前の準備をすることが大切だと思います。◆ 稲垣ゼミで予測される成果は、まず、論理的な思考を養い、論理的な文章を書けるようになることです。ゼミの最終到達目標は卒業論文であり、そのために毎回先生がレジュメや発表内容について細かく指導してくださるので、それをしっかりと受けとめ、改善していくことで成果につながっていくと感じています。そして二つ目に、限られた期間で自分の力を出し切り、課題をこなすことができるようになることです。与えられた時間をしっかりと守り、効率よく物事を進めていく力は社会人になってから非常に求められることなので、稲垣ゼミはそのトレーニングができる場だと感じます。