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江口ゼミ(江口先生)

4年生ゼミの卒業アルバム撮影(2024年12月)

江口ゼミ(江口先生)

テーマ・目的

  • 現代中国の政治・社会・国際環境などのテーマについて、考察、検討します。
  • 上記の問題に関する日本語文献、中国語資料(新聞記事など)をとりあげ、輪読、レジュメの作成、プレゼンテーション、ディスカッション、レポートの作成を行うことにより、社会科学的な考察力を培います。

卒業論文タイトル例

  • 「『娘炮(儿)』からみる現代中国の男性性―伝統と変容の中で―」、「中国のSNSの歴史と発展―Instagramと『小红书』を比較して―」、「『高考』にみる中国の学歴社会―『一考定終身』と学生の未来―」
  • 「中国少数民族教育における民族平等と同化政策―内モンゴル二言語教育を事例として―」、「中国コスメブランドを通じた少数民族文化の継承―花西子を焦点にして―」
  • 「中国は世界を先導する超大国になりうるか―一帯一路とPGIIの比較から中国経済の可能性を考える―」

江口ゼミの紹介

  • 江口先生のゼミでは、中国の文献や新聞記事を数多くとりあげてくださるため、中国経済や政治の最新動向をリアルタイムで学べる環境が整っています! また、授業時間の大部分が学生間のディスカッションに充てられており、毎回インプットとアウトプットを繰り返すことで、知識とスキルが着実に身につく授業構成になっています。
  • 中国政治について学んでいます。本や新聞を通して、「なぜ中国が日本と切り離せない関係なのか」、「なぜ世界的に巨大な影響力を持っているのか」等を、自分で考える力を養えます。また、江口先生とゼミ生で意見交換を行うので、多角的な視点が得られます。授業で使用する新聞は中国語を用いたものを読むことがあるので、語学勉強にもなり一石二鳥です!
  • 3年次の前期には、中国の政治や社会に関する基礎的な内容を学び、後期にはより発展的な内容を深掘りして学習します。一人一章ずつ要約・発表を担当し、グループに分かれてその章の疑問点や意見を出し合い、先生にフィールドバックをいただく形式がベースとなります。一年が終わるころにはかなり知識がついてきたのを感じられるようになります。四年生ではほとんど卒論の執筆を進めます。雰囲気がとてもよくて居心地がいいと思います。
  • 現代中国が直面する政治経済、社会情勢、国際情勢など、中国のリアルタイムなトピックをとりあげます。ちょうどゼミ当日の朝の日経新聞でとりあげられた話題なんかも使ったりして議論を行えるので、中国の社会情勢に詳しくなれます。また、中国が関わる国々なども絡めて考察するので、もちろん現代の日本への理解を深めるきっかけにもなります。身の回りのホットな問題すべてを扱えるようなゼミです。

担当教員の人柄・特徴

  • 江口先生は、ゼミ生一人ひとりに対して親身に寄り添ってくださり、穏やかな雰囲気の中で接してくださるため、留学や就職活動に関する相談も授業外で気軽にさせていただいています! また、ユーモアのセンスも兼ね備えておられ、常に私たちに笑顔をもたらしてくださいます。
  • 江口先生は、とても優しく、生徒一人一人に真摯に向き合ってくださいます。現在は卒業論文の制作にいそしんでいますが、一人一人と面談をこまめにして進捗状況や困った点を定期的にヒアリングし、的確で寄り添った提案をしてもらえます。なかなか進捗状況が良くならず不安な面もありますが、先生にはいつも変わらず優しく受け答えしていただけるのでとても助かっています()
  • 江口先生は、授業の話し合いの際に出た学生間のバラバラの意見を、上手くまとめてくださいます。また、就活と授業の兼ね合いも考慮しながら、応援してくださります。時折近況報告会を行い、夏休みにして楽しかった事やハマっているものをゼミ生と共有しています。先生が優しいため、ゼミの中も穏やかな空気が流れていて、とても安心できる環境が整っています。

ゼミで学んだ感想

  • 先生はゼミ生を信頼し、私たちの意見を尊重してくださるので、それぞれが主体的にとりくむ姿勢を自然に身につけられる場となっています。
  • 毎回の授業では、決められたテーマや課題に基づき、34人のグループで討論を行い、その後、全体で発表をし、最後に先生から総評をいただいています。他者の意見を聞くことで、自分では気づけなかった観点に気づき、知識を深めることができました。また、自分の意見を積極的に述べる機会があることで、以前より自分の考えを明確に言語化できるようになりました。
  • ゼミは、自分の「知りたい」を思い切り学べる授業だと思います。私は、「中国って、なんで悪いイメージが多いの?」という自分の中の疑問を晴らすために江口ゼミを選択しました。その結果、日中間の政治や価値観の異なり、歴史的背景が関係している事を深く学べています。自分なりの疑問を持って毎回の授業に挑み、得ているモノは今後も忘れる事がないと考えています。比較的時間のある学生生活で、「なぜ?」という純粋な疑問に挑めている事は、とても楽しいです。
  • 現代中国政治や経済の知識がかなり増えたことを実感できます。一見難しそうな内容に見えても、ある出来事や政策に焦点を絞って学べるので、気づいたらそれなりに知識がついています。また、毎回の授業で疑問点や意見を交換するので、自分なりに思考する力が定着します。
  • 私は現代の中国の動向や、中国をとり巻く国際情勢などに興味がありこのゼミを志望しましたが、新聞でとりあげられた情報も話題に上がったりするので、中国のみならず国際情勢に対して理解を深められる時間となりました。現在は中国の少子化問題と女性問題を絡めて論じていこうかと模索中ですが、これまで培った考察力と全体把握能力を活用して自分なりに考えを深めたいと思います。
教員紹介

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