Special Contents 海外フィールドワーク体験談

台湾(2024年度)

高校生・在校生へ伝えたい体験談【澤村(2023年度入学)】

異文化理解や自分自身の成長に繋がるとても貴重な機会

九份

出発前

10月から2月にかけて、輔仁大学日本語学科の学生とのオンライン交流が行われ、定期的にグループでビデオ通話をしました。交流を通して事前に仲を深めておくことで、実際に現地で会って一緒に食事をしたり、遊びに出かけたりすることができました。そのため、こうしたオンライン交流の機会があれば、自分から通話のアポを取るなど、積極的に取り組むことをおすすめします。

私はこのフィールドワークが初めて海外に行く機会だったため、最初は不安もありましたが、オンライン交流や事前授業を通して、台湾についての知識を深めることができたため、不安を解消することができました。

台湾総督府

フィールドワーク中

中国語の授業は自分のレベルに合ったクラスに配属されるため、安心して取り組むことができました。1クラス6人ほどの少人数で行われるので、アットホームな雰囲気の中で学べたのがとても良かったです。初めは先生の話す中国語が聞き取れず戸惑うこともありましたが、日を重ねるごとに少しずつ理解できるようになり、最終的には自信を持って発言できるようになりました。

授業は基本的に午前中で終わる日が多かったので、午後は友達と観光に出かけたり、輔仁大学の学生におすすめの場所に連れて行ってもらったりして、充実した時間を過ごすことができました。輔仁大学の学生は日本語がとても上手で、自分の中国語学習へのモチベーションも高まりました。

私がこの3週間を通して感じた一番の台湾の魅力は、人の温かさだと思います。お店の店員さんは、私が日本人だと分かると、「日本に行ったことがある」「日本大好き!」と声をかけてくれたり、知っている日本語を話してくれたりして、とても嬉しかったです。

帰国後

国立故宮博物院

このフィールドワークを通して、中国語をもっと話せるようになりたいという気持ちが強まり、今でもその思いが学習の大きなモチベーションになっています。現地では台湾の友達ができただけでなく、同じアジア学科の新しい友達ができたり、これまであまり関わる機会のなかった人たちとも交流を深めることができたりしたのがとても嬉しかったです。

3週間という短い期間だったため、現地で出会った友達と別れるのは寂しかったですが、今でもSNSで連絡を取り合っており、また再会することを目標に、もう一度台湾を訪れたいと考えています。台湾での生活は毎日が新しい発見にあふれていて、自分の世界が広がったように感じます。心から行って良かったと思える、特別な経験になりました。

高校生・在学生へのメッセージ

フィールドワークは語学力の向上だけでなく、異文化理解や、自分自身の成長に繋がるとても貴重な機会だと思います。最初は不安や緊張もあるかもしれませんが、現地で出会う人々との交流や新しい環境での生活は、きっと一生の思い出になります。行ってみたいと少しでも思っているなら、ぜひ勇気を出して参加してみてください!

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